二宮和也主演『8番出口』シッチェス映画祭で最優秀音楽賞! 世界が震えた“異界のサウンド”
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音で恐怖と感情を紡ぐ川村元気監督×中田ヤスタカ×網守将平の挑戦
二宮和也を主演に迎え、世界的大ヒット・ゲームを映画化した『8番出口』が、第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭【コンペティション部門】に出品。中田ヤスタカ、網守将平が最優秀音楽賞を受賞した。
・二宮和也主演『8番出口』大ヒット! 公開から28日間で観客動員数285万人&興収40億円を突破
本作は、2023年にインディーゲームクリエイター・KOTAKE CREATEがたったひとりで制作し、累計販売本数190万本を超える世界的大ヒットを記録したゲームの映画化。主演に二宮和也、共演に河内大和と小松菜奈を迎え、初監督作『百花』(22年)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初の最優秀監督賞を受賞した川村元気が、監督・脚本を手がける。
今年5月には、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に正式招待され、2300人の観客の前で世界初上映を果たし、“8分間のスタンディングオベーション”という大反響を呼んだ。以降も、第50回トロント国際映画祭【センターピース部門】で北米プレミアを迎え、現地で拍手喝采を浴びたほか、近年のアカデミー賞作品を次々と送り出してきたNEON社による北米配給も決定している。
さらに9月18日には、第30回釜山国際映画祭【ミッドナイト・パッション部門】に正式招待され、深夜の上映にもかかわらず多くのファンが詰めかけて熱狂。翌日には、二宮が韓国を代表する俳優たちが出演してきた人気プログラム「Actors’ House(アクターズ・ハウス)」に日本人俳優として初登壇し、大きな注目を集めた。
そして今回、日本映画の枠を超えて海外でも熱狂を巻き起こしている本作が、第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭【コンペティション部門】で、中田ヤスタカ、網守将平の両氏が【最優秀音楽賞】を受賞した。
現地時間10月9日~19日に開催された第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭で、本作はコンペティション部門に正式出品。世界3大ファンタスティック映画祭として名高い同映画祭では、過去に『リング』(98年)『座頭市』(03年)がグランプリを受賞し、『君の名は。』(16年)がアニメーション部門の最優秀長編作品賞を受賞している。
映画祭ディレクターは選出理由について、「本作は新たな物語の道を切り開く映画です。ゲーム的要素を取り入れながらも、映画的構成と独自のビジュアルアプローチを確立しています」とコメント。注目の中で行われた現地プレミア上映の結果、見事【最優秀音楽賞】を獲得した。過去には『座頭市』(北野武監督)、『スカイ・クロラ』(08年/押井守監督)など、日本映画史に残る傑作が同賞を受賞している。
最優秀音楽賞受賞を受け、本作の音楽を担当した中田ヤスタカ(CAPSULE)は、「このたびの受賞を心から嬉しく思います。今回の音楽は、これまで自分が手がけてきたどの作品とも異なるサウンドになりました。この映画の持つ独特の世界観から自然に導かれたものであり、監督と幾度もアイデアを交わす中で少しずつ形が見えていったものです」とコメント。
また同じく音楽を務めた網守将平は、「地下通路という極めて限定的な世界観を描く上では、微細な音一個も作品全体に強く影響します。案の定針に糸を通すような難しい作業でしたが、川村監督から次々と出てくるアイデアや同時並行で制作されていた中田ヤスタカさんの楽曲からも多くのヒントを頂き、なんとか完遂することができました。シッチェス映画祭での受賞の報せを聞き、自分のつけた音楽がしっかり作品を支えることができていたとわかり安堵しています」と、今作ならではの音楽制作を振り返った。
さらに、監督の川村元気は「中田ヤスタカ、網守将平という日本を代表する音楽家が、世界で最も尖った映画が集まる映画祭で受賞したことを心より誇りに思います。映画『8番出口』は映画館に鳴る『音』によって感情を作り上げていきました。その緻密な仕事が評価されたことが、なにより嬉しいです」と語り、受賞の喜びを分かち合った。
■音楽:中田ヤスタカ (CAPSULE)
このたびの受賞を心から嬉しく思います。今回の音楽は、これまで自分が手がけてきたどの作品とも異なるサウンドになりました。この映画の持つ独特の世界観から自然に導かれたものであり、監督と幾度もアイデアを交わす中で少しずつ形が見えていったものです。作品に関わったすべての方々に感謝いたします。
■音楽:網守将平
地下通路という極めて限定的な世界観を描く上では、微細な音一個も作品全体に強く影響します。案の定針に糸を通すような難しい作業でしたが、川村監督から次々と出てくるアイデアや同時並行で制作されていた中田ヤスタカさんの楽曲からも多くのヒントを頂き、なんとか完遂することができました。シッチェス映画祭での受賞の報せを聞き、自分のつけた音楽がしっかり作品を支えることができていたとわかり安堵しています。作品に関わってくれた全ての皆さんに深く感謝します。
■監督:川村元気
中田ヤスタカ、網守将平という日本を代表する音楽家が、世界で最も尖った映画が集まる映画祭で受賞したことを心より誇りに思います。映画『8番出口』は映画館に鳴る「音」によって感情を作り上げている映画です。その緻密な仕事が評価されたことが、なにより嬉しいです。
『8番出口』は現在公開中。
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