9年間の撮影と個展を通して描かれる2人の絆 秘めた想いと人生の選択が交錯
今井翼が主演を務め、すみれがヒロイン役を演じる恋愛映画『月のこおり』より、すみれが歌う主題歌「Before Sunrise」が大人の恋模様をエモーショナルに彩る予告編が解禁された。
・今井翼、写真家役で“大人の恋”の切なさに迫る 主演映画『月のこおり』で魅せる新たな表情
本作は、北海道・札幌を舞台に、写真の最初の1枚と最後の1枚をテーマに綴られる大人のラブストーリー。監督・脚本を務めたのは、作詞作曲家、シンガー、映画監督、脚本家をこなすマルチクリエーターの堂野アキノリ。『KATACHI』(22年)『右へいってしまった人』(23年)に続く監督3作目となる。
作中でギャラリーに展示される写真は、2006年にマドンナ、2011年に安室奈美恵を撮影したシンガポール出身の写真家レスリー・キーによる作品を使用している。
写真家の北村竜次は、北海道・札幌の専門学校で特別講師として写真の講義をした際、ジャズシンガーを目指す生徒・小春と出会う。歌う姿を撮ってほしいと頼まれた竜次は、彼女のライブを見にジャズクラブへ足を運び、その才能に魅了される。東京で妻と娘と暮らす竜次だったが、それ以来、毎年小春を撮影し、札幌で個展を開くようになった。
9回目の個展を迎えた春、ギャラリーのオーナー吉岡から閉廊を告げられ、竜次と小春は“撮る者と撮られる者”としての関係に終わりが近いことを予感する。小春は一抹の寂しさを抱きながらもステージに立ち、秘めた思いを込めて歌を届け、竜次は黙々とその姿をカメラに収め続ける。
9年間、竜次は小春の成長をレンズ越しに見守り、会うたびに就職や結婚の報告を受け、彼女の人生が進んでいると感じていた。しかし、個展最終日に訪れた小春の友人たちから、実は結婚していなかったことを知る。
東京に戻った後も竜次の心はざわめきを止めず、さらに娘の独立、妻からの離婚の申し出が重なり、心の奥に封じ込めていた本当の気持ちと向き合うことになる。果たして竜次が導き出す答えとは——。
主人公の写真家・北村竜次を演じるのは、『TELL ME ~hideと見た景色~』(22年)で映画初主演を果たし、近年ますます大人の役者としての魅力を深める今井翼。妻子を持ちながらも、ひとりのジャズシンガーの成長をカメラに収め続ける特別な想いと、内なる葛藤を抱える男を見事に演じ切った。
ジャズシンガーとして、そしてひとりの女性として歩んでいく小春を演じるのは、歌手としても活躍し、ハリウッド映画への出演経験も持つすみれ。劇中では麗しいジャズの歌声を披露し、まるでジャズクラブにいるような圧巻の歌唱シーンが見どころとなる。伝えられない想いを歌に込め、感情豊かに歌い上げる姿は観客を魅了するだろう。
また、東京で暮らす竜次の妻役には宮地真緒、娘役には深尾あむ。竜次が札幌で開催する個展ギャラリーのオーナー・吉岡を、実力派俳優の近藤芳正が演じ、物語を支える。
今回解禁となったのは、今井演じる北村竜次とすみれ演じる小春との出会いを映し出す予告編だ。すみれが劇中で歌う挿入歌「Before Sunrise」が予告全編を通じて流され、大人の恋模様をエモーショナルに彩る。すみれにより挿入歌「Before Sunrise」は10月1日、TOKYO RABBITによる主題歌「雨ノ詩」は11月19日リリース予定だ。
『月のこおり』は2025年11月21日より全国順次公開。
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