新海誠の劇場アニメーション実写化として話題を集める『秒速5センチメートル』。このたび行われている釜山国際映画祭に出品され、主演を務めたSixTONESの松村北斗と奥山由之監督が参加した。
・SixTONES松村北斗がたたずむ姿に胸が詰まる…映画『秒速5センチメートル』にこの秋注目
「皆さんの人生に変わる体験をプレゼントできる映画」
・釜山国際映画祭に登壇したSixTONES松村北斗と奥山由之監督の写真はこちらから!
(C)2025「秒速 5 センチメートル」製作委員会
本作は9月22日に、釜山最大の座席数(5000席規模)を持つメイン会場「映画の殿堂」の野外スクリーンにて公式上映されることとなっている。
9月18日、奥山由之監督とともに釜山に降り立った松村北斗。韓国を代表する海雲台(ヘウンデ)ビーチを前に「初めて海外の皆さんに見ていただくということで緊張もしていますが、ちょうど日本での舞台挨拶を終えて、日本のみなさんからいいお言葉をたくさんいただき、勇気をもって胸を張って韓国での上映を迎えられそうです」と語り、インターナショナルプレミア舞台挨拶も行った。
さらに翌日には釜山最大の座席数(5000席規模)を持つメイン会場「映画の殿堂」を訪問。ときおり「おー!」と声を漏らしながら会場内を散策、写真家でもある奥山監督自ら、松村の写真を撮影するなど、映画祭を堪能していた様子。
続いて「映画の殿堂」でおこなわれる野外ステージグリーティングに登壇した松村は「アニョハセヨ。普段住んでいる日本を飛び出して、韓国に来られたことも嬉しいですし、『秒速5センチメートル』という作品を通してみなさまとつながれたこともすごく嬉しく思っています。カムサムニダ!」と挨拶した。
さらに記者から「2023年に岩井俊二監督の『キリエのうた』で、この釜山国際映画祭の舞台に立たれたことがありますが、2年ぶりに釜山を来られた感想と、昨日、映画を上映された感想を教えてください」と聞かれると、微笑みながら回答。
「2回目の釜山訪問ですが、まだ2回目だという気持ちもあります。皆さんの温かい眼差しの中で上映を終えて、幸せな気持ちでした。当時来た時より、よりお客様の質問や反応から伝わってくるものを柔らかく柔軟に得ることができて、今回の釜山国際映画祭を幸せに楽しめています」と韓国の訪問を楽しんでいることを明かした。
さらに「この映画は1990年代初頭から2009年までの、SNSやスマートフォンなどが無かった時代を扱っています。当時は気持ちを伝えるために手紙を書いたりしていますが、役作りをするうえで慣れないということはありましたか?」という質問が飛ぶ。
すると松村は「僕が1995年生まれで田舎の方に住んでいたので、都会から想像されるような最先端のすごくストイックな生活とはかけ離れていました。なので、この『秒速5センチメートル』の中で描かれている90年代はすごく肌なじみのいいもので。台本を読み進めるにつれて思い出すことや、当時記憶すらしてなくて今さら気づくこともあって。今の時代と作品の中の時代との間のギャップに対して、意外と抵抗や難しさは無く、すんなり入っていける作品でした」と語った。
そのうえで「多くのキャラクターが3つの時代にわたって過ごしていく話なので、それぞれに人生があり、いろいろなキャラクターのことを、切なく、愛おしく思えると思います」と本作の見どころをアピール。
「あれは自分かもしれない、これは親友のことかもしれないとか、そういう想いになりながら見ていただくこともできるだろうし、時にはこのキャラクターのような人生を歩んでみたかった、このキャラクターが見上げている空と同じぐらい美しい空を見てみたかったなど、キャラクターの誰かに憧れたりするかもしれません。皆さんの人生が、もっと胸がドキドキしたり、ときめいたりする人生に変わる体験をプレゼントできる映画だと思っています」と述べた。
『秒速5センチメートル』は2025年10月10日より全国公開。
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