劇場版『TOKYO MER』43億円超え！ 劇場版第3弾の製作が決定に 注目の記事をピックアップ

映画好きが集うエンタメサイト［ムビコレ］の人気記事をピックアップして紹介！

8月の月間興収ランキングについてまとめた「興収レポート」が話題に。『ブルーボーイ事件』や、劇場版『TOKYO MER』第3弾製作決定のニュースも大きな注目を集めた。

8月の月間興収1位は劇場版『TOKYO MER』！『8番出口』『国宝』も好調

8月の月間興収ランキングについてまとめた「興収レポート」が話題を集めている。

お盆休みも重なり盛況となった8月の映画興行。中でも話題を集めているのは『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』だ。7月18日の公開から45日間で興収299.8億円を記録し、歴代2位『千と千尋の神隠し』（316.8億円）超えが目前。20年公開の『無限列車編』の同期間を上回り、最終404.3億円の記録更新にも期待がかかる。

8月の月間興収1位は『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』。累計43.7億円に達し、前作の45.3億円突破は確実。2位は『ジュラシック・ワールド／復活の大地』で、24日間43.4億円。前作比87％ながら50億円超えが視野に入り、洋画実写復調の象徴となりそうだ。3位には『映画クレヨンしんちゃん 超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』がランクインした。

さらに二宮和也主演『8番出口』が公開3日で9.6億円を突破し、2025年公開の邦画実写としては最高のスタートを切った。加えて『国宝』は124.9億円を突破し、『南極物語』を抜いて邦画実写歴代2位に浮上。『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』（173.5億円）への挑戦にも注目が集まる。

・『劇場版TOKYO MER』が興収1位、二宮和也『8番出口』も大ヒット

錦戸亮出演、実在の逮捕事件に迫る映画『ブルーボーイ事件』予告解禁

1960年代の高度経済成長期、国際化の名のもと売春取締りが強化されるなか、性別適合手術（当時の呼称は性転換手術）を受けた“ブルーボーイ”たちを一掃しようと、手術を行った医師が逮捕された実際の事件を題材にした映画『ブルーボーイ事件』の本予告が公開された。

物語の中心となるのは、恋人・若村（前原滉）と穏やかな日々を送るサチ（中川未悠）。弁護士・狩野（錦戸亮）から証人として出廷を依頼され、葛藤しながらも証言台に立つ決意をする。仲間のアー子（イズミ・セクシー）は「何も隠さず生きられたら素敵」と語る一方、ブルーボーイの元締め・メイ（中村中）は「夢物語だ」と現実を突きつける。多様性という言葉が存在しなかった時代、彼女たちの間にも意見の相違が広がっていく。

やがて証言したサチは、法廷での厳しい追及やメディアの過熱報道にさらされる。それでもなお彼女が裁判に立ち続けた理由とは。そして裁判官の「あなたは今、幸せですか」という問いにサチが下す答えとは——。

本作は、当時の社会に蔓延していた偏見と差別に抗い、自らの尊厳を懸けて闘った女性たちの姿を描く社会派エンターテインメント。多様性をめぐり逆風が吹く現代に、改めて問いを投げかける問題作だ。

・錦戸亮が弁護士役に！ “性転換手術”裁判に挑む衝撃作『ブルーボーイ事件』予告編公開

『TOKYO MER』劇場版最新作の製作決定　鈴木亮平＆賀来賢人が続投

2021年にTBS日曜劇場で放送され、熱狂的な支持を集めた「TOKYO MER～走る緊急救命室～」。2023年公開の劇場版第1作は興収45.3億円を突破し、現在公開中の第2作『TOKYO MER～走る緊急救命室～南海ミッション』も大ヒットを記録中だ。そしてこのたび、待望の劇場版第3弾の製作が決定した。

『南海ミッション』の本編終了後には、劇場版第3弾の“超特報”が上映開始。圧巻の映像と音響で、喜多見幸太（鈴木亮平）率いるMERチームが再び巨大な危機に立ち向かう姿が描かれる。舞台や新たなミッションの詳細は明かされていないものの、さらなるスケールアップが期待される。

出演者として、厚労省のMER計画推進部統括官・音羽尚役の賀来賢人が続投。主演の鈴木亮平は「MERチームは再び巨大な危機に立ち向かいます。『死者0』という理想を胸に、覚悟を持って挑みます」とコメントし、続編への熱意を示した。

立てこもり事件や爆破テロなど、数々の難局に挑んできたMERが次に直面するのはどんな試練なのか。さらなる興奮と感動を約束するシリーズ最新作の続報に注目だ。

・鈴木亮平「MERチームは再び巨大な危機に立ち向かいます」『TOKYO MER～走る緊急救命室～』劇場版の第3弾公開決定！