二宮和也主演『8番出口』がトロント&シッチェス映画祭に正式出品! “異変”探しの無限ループが世界へ
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ゲーム原作の実写映画が快進撃 NEONによる北米配給も決定し国際評価が加速
二宮和也が主演を務める“異変”探し無限ループゲーム映画『8番出口』が、第50回トロント国際映画祭および第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭への出品が決定。また、『パラサイト 半地下の家族』(19年)『Anora』(24年)など、近年アカデミー賞作品を次々と世に送り出してきたNEONが、北米配給を手がけることも明らかとなった。
・二宮和也に襲いかかる異変!? 謎多き『8番出口』の手がかりとなる予告映像解禁!
本作は、2023年にインディーゲームクリエイター・KOTAKE CREATE氏がたった一人で制作し、累計販売本数190万本超の世界的大ヒットを記録したゲームの実写映画化作品。主演に二宮和也、共演に河内大和と小松菜奈を迎え、初監督作『百花』(22年)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初の最優秀監督賞を受賞した川村元気が、監督・脚本を手がける。
地下鉄の改札を出て、白い地下通路を歩いていく。天井には【出口8】の看板。しかし、いつまで経っても出口に辿り着くことができない。何度もすれ違う同じ男に違和感を覚え、やがて自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。そして、壁に掲示された謎めいた【ご案内】を見つける。
通路のどこかに【異変】があれば引き返し、なければそのまま前に進む。【1番出口】【2番出口】【3番出口】…。正しく進めば【8番出口】に近づき、異変を見落とせば【0番出口】に戻ってしまう。次々と現れる不可解な異変を見抜き、絶望的にループする無限回廊から抜け出すことはできるのか?
今年5月、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に正式招待され、二宮和也、小松菜奈、川村元気監督がフランス・カンヌの地を訪れた。深夜の公式上映にもかかわらずチケットは即完売し、劇場は超満員に。2300人の観客の前で世界初上映が行われ、8分間に及ぶスタンディングオベーションを巻き起こした。
さらに先日、国内初のイベント「88m無限ループカーペット・アライバル」を開催。レッドカーペットならぬ88メートルのイエローカーペットを、二宮と小松、「8番出口」で話題の“おじさん”こと河内大和、そして川村監督が歩き、8つの“異変”を探しながら多くのファンと交流した。
そして今回、現地時間9月4日〜14日に開催される記念すべき第50回トロント国際映画祭にて、本作が【センターピース部門】への正式出品が決定した。1976年よりカナダ最大の都市トロントで開催される本映画祭は、“オスカーの前哨戦”としても知られ、世界中から大きな注目を集めている。その中でも【センターピース部門】は、ストーリー性や芸術性に優れた長編映画を対象に、他の国際映画祭で高評価を得た作品や、才能ある監督の注目作などを紹介する部門である。
映画祭の主催者は、本作を選出した理由について次のようにコメントしている。
「『8番出口』は唯一無二の視覚体験を提供してくれる作品です。意図的に繰り返されるゲームプレイに基づいており、これまでで最も優れたビデオゲームの映画化と言っても過言ではありません。その“繰り返し”を驚くべき創作性で昇華させています。
主人公は、閉鎖的で非現実的な地下鉄の通路をループしながら巡ることで、疎外感と孤立を表現しています。川村元気監督は、原作に忠実でありながらも、そこに斬新な発想と大胆さを吹き込んでおり、これは本当に驚異的です。
私は『8番出口』を見た瞬間、すぐにもう一度見たくなり、この体験をできるだけ多くの人と共有したいと感じました。反復的な構造を活かすことで、本作は単調さを“心理的な冒険”へと変貌させています。
欲望や不安が次第に真実の断片へと収束していく——それは、無意識への降下の物語です。鋭い政治的・社会的な視点を携えながら、現代社会に蔓延する無関心、スマホ画面に没入することで環境から切り離された私たちが、自らの責任に向き合う勇気を描き出しています。これはまさに、“精神の冒険”です」。
また、『パラサイト 半地下の家族』や『Anora』など、数々のアカデミー賞受賞作を手がけてきた映画製作・配給会社「NEON」による北米での配給も決定。ヨーロッパに続き、アメリカでも旋風を巻き起こすことが期待されている。
さらに、現地時間10月9日〜19日に開催される第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門への出品も決定した。同映画祭はホラー、ファンタジー、SF、アニメーションなどのジャンル映画に特化し、世界3大ファンタスティック映画祭の一つとして知られている。日本作品の受賞歴も多く、これまでに『リング』(98年)や『座頭市』(03年)がグランプリを受賞、『君の名は。』(16年)がアニメーション部門で最優秀長編作品賞を受賞している。
シッチェス・カタロニア国際映画祭のディレクターは選出理由について、「本作は、新たな物語の道を切り開いている映画です。ゲームからの影響を取り入れつつも、映画的な構成と独自のビジュアルアプローチに到達しています」とコメントしている。
『8番出口』は2025年8月29日より全国公開。
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