大好きな「推し」が性加害の犯罪者だったら？韓国芸能界を震撼させた事件を基にした問題作

#MeToo #性加害 #韓国 2024.02.01

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推し活に熱を入れる1人のファン。だがある日「推し」が性加害で逮捕される事件が発生する。突然「犯罪者のファン」となってしまった彼女は、受け入れがたい現実に苦悩するも、自分と同じように葛藤するファンの声を直接聞き、社会的意味を記録することを決意する——。

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自分は被害者なのか加害者なのか？

もしも大好きな「推し」が犯罪者になってしまったら、ファンとしてどう行動すればいいのか？ファンとしては受け入れがたい現実と向き合ったドキュメンタリー映画『成功したオタク』を監督したのは、かつて「推し」に認知されテレビ共演も果たし「成功したオタク」と呼ばれたオ・セヨンだ。ちなみに「成功したオタク」とは、自分の好きな分野で成功した人や、好きな歌手や俳優に会ったファンなどを指す。

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自分は被害者なのか加害者なのか？事件発覚前に「推し」を思って過ごした幸せな時間までも否定しなくてはならないのか？あるK-POPスターの熱狂的ファンで「成功したオタク」でもあった彼女が、「推し」の逮捕をきっかけに同じような経験をした友人たちの話を聞きに行き、真の「成功したオタク」とは何なのかを問うた本作。

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信頼し応援していたからこそ許せないという人もいれば、最後まで寄り添うべきだと言う人もいる。ファンであり続けることができるのか？あるいはファンを辞めるべきなのか？

韓国芸能界を震撼させた性加害事件をきっかけに苦悩するファンたちの声を聞き、語り合い、その社会的意味を記録した本作。Metoo運動以降、世界のあちこちで次々と明らかになる、著名人による性加害問題。韓国はもとより、日本でも例外ではない。そんな激変の中で考える「推し」とファンのあり方とは？

『成功したオタク』は3月30日より公開される。