松本人志監督、パリにある映画の殿堂「シネマテーク・フランセーズ」を表敬訪問!

松本人志監督(左)とプログラムディレクターのジャン=フランソワ・ロジェ(右)
松本人志監督(左)とプログラムディレクターのジャン=フランソワ・ロジェ(右)
松本人志監督(左)とプログラムディレクターのジャン=フランソワ・ロジェ(右)
松本人志監督(左)とジャン=フランソワ・ロジェ(右)
松本人志監督
松本人志監督

パリにある映画の殿堂「シネマテーク・フランセーズ」で特集上映が組まれることになった松本人志監督が、3月6日(日本時間3月7日)同施設を表敬訪問。プログラムディレクターのジャン=フランソワ・ロジェの案内で、3月23日に上映されるアンリ・ラングロア・スクリーンや3月7日より始まるティム・バートン展などを観覧。映画の殿堂の雰囲気を味わった。

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松本監督は「シネマテーク・フランセーズ」で特集上映されることについて「プロ野球でいうと入団して2年目ぐらいの選手が名球会に入ったぐらいすごい話だと思うし、うれしいこと」と喜びながらも、「日本でも、もう少し、このすごさを伝えてもらいたいですね。“まっちゃん監督”と言われるように軽く見られてるというか、ダウンタウン松本というテレビのイメージが強いですからね」とコメント。

また、ロジェに対し「シネマテーク・フランセーズとはどういう場所か?」と質問。「映画のルーブル博物館を目指して作られた。全世界の秀逸した映画や映画文化を芸術として保存していきたいという考えで運営している」といった返答をもらうなど和やかに歓談した。

ロジェは松本監督作品の印象について「彼の作品は伝統的な日本映画でもある。『大日本人』は“怪獣映画”、『さや侍』は“侍映画”といった風に日本映画を見直していたり、また、からかっているように、独創的な日本映画への視点を提供している。そこにはユーモアとシュールレアリズムがちりばめられている」と話した。

シネマテーク・フランセーズは世界中から集められた4万本以上の映画を保管するフランス政府出資の私立文化施設で、特集上映が行われるのはフランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、アルフレッド・ヒッチコック、スティーヴン・スピルバーグなど、世界に認められた監督のみ。

日本の映画監督では黒澤明、今村昌平といった巨匠の作品が上映されているが、監督作が3作しかない監督の特集上映が組まれるのは異例のこと。松本監督の特集上映は3月23日(現地時間)に行われる。

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