ジュノンボーイ出身の佐野勇斗、新垣結衣は「五島列島の海のような香り」

佐野勇斗
佐野勇斗
佐野勇斗
佐野勇斗(左)と宇田充プロデューサー(右)
佐野勇斗(中央)
佐野勇斗
ジュノンボーイ出身の佐野勇斗と、夕張中学校の1、2年生60人

2月21日、北海道夕張市で開催中の「第25回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて招待作品『くちびるに歌を』の特別上映が行われ、俳優の佐野勇斗と夕張中学校の1、2年生60人が「手紙」を合唱した。

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本作は、アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が題材のドキュメンタリーをもとに書かれた永田永一の小説を、三木孝浩監督で映画化。長崎・五島列島にある中学校の合唱部を舞台に、傷ついた女性臨時教員(新垣結衣)と生徒たちの心の触れ合いを描いた物語。

劇中、合唱部が歌う「手紙」は、作品が伝えるメッセージとリンクし、感動的なシーンを演出しているが、夕張中学校の生徒60人も、この日の舞台挨拶のため、日々練習を重ねたという。生徒たちと一緒に歌った佐野は「(合唱部の)12人で全国を回っていましたが、こうして大人数で『手紙』を歌えて感動しました」と笑顔をみせた。

佐野にとって本作は初めての映画出演。「五島列島は素晴らしい場所で、初めてでこんな経験ができて嬉しいです」と語ると、共演した新垣について「とても可愛いです。ここだけの話ですが、めちゃくちゃいい匂いがしました。五島列島の海のような、すがすがしい香りでした」とはにかんだ。

さらに佐野は「最初、新垣さんは話しかけられないような大女優のオーラがあったのですが、途中から気さくになったんです。後で聞いたら、生徒たちと距離のある役だったので、僕らが演技しやすいようにそういう距離感を作ってくれていたと知ったんです」と新垣の配慮に感激していた。

『くちびるに歌を』は2月28日より全国公開となる。
(text&photo:磯部正和)

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