由紀さおり、101歳詩人の半生を描いた『くじけないで』で映画主題歌に初挑戦!

由紀さおり
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映画『くじけないで』ティザービジュアル

90歳から作詩を始めた詩人・柴田トヨの半生を描いた感動作『くじけないで』の主題歌が、由紀さおりの新曲「わたしのうた」に決定した。

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アメリカやヨーロッパをはじめ海外でも絶賛され大人気を博している由紀だが、意外にも映画主題歌を手がけるのは今回が初めて。この初挑戦について由紀は「『わたしのうた』が主題歌となって映画に寄り添えることを、大変光栄に思います」とコメント。

また、「今回のお話を受けて、改めて(柴田の初詩集である)『くじけないで』を読ませていただき、脚本も読ませていただいたのですが、トヨさんの優しさ、温かさと、いつでも前向きに力強く生き抜かれた人生そのもの、存在そのものが、心に希望の光を与えてくれるように思います。レコーディングでは、その素敵なお人柄をこの曲の詩に重ね合わせながら、心を込めて歌わせていただきました」と語った。

一方、橋口一成プロデューサーは、「由紀さんがこの映画を大事に考えてくれ、オリジナルの楽曲で書き下ろしたいという申し入れをしてくれたこと」がオファーの最大の理由だったと説明。「映画と主題歌の関係が乖離している昨今の状況のなか、この詩集や映画にそった音楽を作っていただけることは、何よりの期待でした」と語り、「そして、その期待を裏切らない、本当に素晴らしい楽曲をプレゼントしていただけました。トヨさんの1人で強く生き抜いてきた心が、まさにこの楽曲の詩のなかで息づいています」と絶賛した。

同作は、101歳で亡くなった詩人・柴田トヨの半生を映画化したもので、夫に先立たれひとり暮らしをしていたときに一人息子にすすめられ、90歳で初めて詩を書き始めた彼女の前向きなメッセージが込められた作品だ。

八千草薫、檀れい、芦田愛菜、伊藤蘭ら豪華女優陣の共演でも話題の『くじけないで』は11月16日より全国公開される。また主題歌「わたしのうた」は11月上旬にシングルリリースされる予定だ。

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