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アブない映画がズラリの未公開映画祭イベントで水道橋博士が問題発言連発!? | 映画/DVD/海外ドラマ

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(2010年 11月 13日)

アブない映画がズラリの未公開映画祭イベントで水道橋博士が問題発言連発!?

『アブない映画がズラリの未公開映画祭イベントで水道橋博士が問題発言連発!?』
『未公開映画祭』開催直前!前夜祭の様子。左から水道橋博士、松嶋尚美、町山智浩

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『アブない映画がズラリの未公開映画祭イベントで水道橋博士が問題発言連発!?』
町山智浩(右)の過激トークに松嶋尚美(左)も爆笑

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左から水道橋博… 番組でナビゲー… 番組の生みの親…

[ムビコレNEWS]  TOKYO MXで放映中の「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」。番組のなかで紹介された日本未公開の海外ドキュメンタリー映画39本が11月17日よりVOD配信されることに。11月12日に記念イベント「開催直前!前夜祭」がTOKYO FMホールで行われ、番組ナビゲーターの町山智浩、松嶋尚美(オセロ)とゲストの水道橋博士(浅草キッド)がトークショーに登場した。

[動画]『松嶋×町山 未公開映画祭』前夜祭/松嶋尚美 、町山智浩、水道橋博士

アメリカ映画のディープな情報にも詳しい町山。彼がエッセイなどで書いていた日本未公開のドキュメンタリー映画について、博士が「それは本当にあるのか、見せろ」と言ったことをきっかけに番組がスタートすることになったそうで、博士は「放映局がMXテレビというのがスゴイ!」と興奮気味。「東京都、つまり石原慎太郎さんがやってるテレビ局です。この人(町山)、石原さんが大嫌いですから、水と油がこの番組でくっついた。でも(町山と石原都知事は)反米ということで共通してるんです(笑)」と画期的な番組であることを強調していた。

一方、番組で「視聴者代表」の役割を担う松嶋は「この番組を見てからアメリカの印象が変わりました! 今まで緊張してましたから」と大喜び。博士が「『NOと言える日本人になった?』と聞くと、松嶋は「なった、なった!」と大きくうなずいていた。

この日は、これまで番組で紹介された未公開映画のなかから3人であれこれ話し合ってベスト10を決めるのが命題で、まずは町山が『ステロイド合衆国〜スポーツ大国の副作用〜』を強力プッシュ。これは、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハルク・ホーガン、シルヴェスタ・スタローンなどに憧れ、ステロイドを使用し続けている監督自身の兄と弟のエピソードを通じアメリカ社会の真実を暴く作品。

博士は「ある意味、『エクスペンダブルズ』みたいな作品。登場する兄弟の話も面白いけれど、(みんながステロイドで増強しているのと同様)国家もドーピングしているということを描いている」と解説。町山も「強くなるためにはどんなことでもしていいんだというアメリカの政策にも結びつけていて、アメリカの侵略戦争の話にまで踏み込んでいる」。さらに町山は、「遺伝子操作をして筋肉量が通常の200倍くらいになった牛が出てくるけれど、あれは技術的には、今すぐに人間でもできること」と説明していた。博士もこの作品は高く評価していたが、痩せた男性が好きという松嶋だけは「服も着られないくらい筋肉付けて、気持ち悪い!」とベスト10入りを渋っていた。

続いて松嶋がイチオシだったのは『ウォルマート〜世界最大のスーパー、その闇〜』。これは、全米各地にある最安値で有名なスーパー「ウォルマート」が地域コミュニティーに及ぼしてきた悪影響や労働者搾取の問題などを描いた作品。

選出理由について松嶋は最初は面白く見てたんだけど、日本にもかぶる!って思えてきて」と人ごととは思えなかったと力説。町山と博士も、デフレスパイラルやシャッター通り商店街を例に挙げながら、作品で描かれたような世界はすでに日本でも起こっていると説明。町山が「実在の企業名をタイトルにした作品を放映するのはすごい!」というと、博士も「日本で『イオン』って(ドキュメンタリー映画が)作れます?」と勇気を称えていた。

博士のイチオシは『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』。キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史が主催する子どものサマーキャンプを追った作品で、キリスト教原理主義者たちの言動が衝撃的。町山は「今までいろんなところでアメリカのキリスト教原理主義者たちの暴走を書いてきたけれど、『誇張している』と言われる。アメリカに行ったらそんな人はいなかったというんだけど、みんなが行ったのはロサンゼルスやニューヨークで、そんな人たちがいるわけないだろう、と。田舎へ行け、田舎へ、と思う」と苦笑い。博士も「ブッシュを当選させた基礎票は彼ら」と話し、アメリカという国を理解するためには彼らのことを知る必要があると説明。劇中で出てくる子どもたちが原理主義の主張に染まっていくのは北朝鮮などと同じだと話していた。

3人が高く評価したのは『ザカリーに捧ぐ』。2001年に殺害された男性・アンドリューの幼なじみだった監督による作品で、アンドリューの子ども・ザカリーを巡る衝撃的な物語が明かされていく。松嶋は「これと『ダンサー・イン・ザ・ダーク』くらいかな。救いようがなくて落ち込んだのは」とコメント。博士も「『火垂るの墓』どころじゃないですよ、号泣ぶりは。嗚咽ですね」と涙なくしては見られない作品であると話していた。

また博士は『カシム・ザ・ドリーム〜チャンピオンになった少年兵〜』も推薦。6歳のときに誘拐され、ウガンダ国民抵抗軍の兵士として強制的に大量虐殺の訓練を受けた過去を持つ、IBFジュニア・ミドル級チャンピオンのカシムを追った作品で、「ボクシング映画のなかでも相当にイイ! 試合自体も面白いし、(山下智久主演で来春公開予定の)『あしたのジョー』の実写版よりも絶対いいと思う」と絶賛していた。

秀作揃いのためなかなか10作品に絞りきれなかったが、最終的には以下のランキングに。

1位 『ザカリーに捧ぐ』
2位 『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』
3位 『ビン・ラディンを探せ!〜スパーロックがテロ最前線に突撃!〜』
4位 『レリジュラス〜世界宗教おちょくりツアー〜』
5位 『マックスト・アウト〜カード地獄USA〜』
6位 『イエスメン〜大資本と戦うお笑いテロリスト〜』
7位 『ステロイド合衆国〜スポーツ大国の副作用〜』
8位 『カジノ・ジャック〜史上最悪のロビイスト〜』
9位 『カシム・ザ・ドリーム〜チャンピオンになった少年兵〜』
10位 『ウォルマート〜世界最大のスーパー、その闇〜』

未公開映画祭は11月17日よりスタートする。詳細は公式ホームページ(http://www.mikoukai.net/)まで。

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