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売りにするだけはある熱量高いシーンの数々に不安も一掃 | 映画/DVD/海外ドラマ

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(2020年 2月 13日)

【元ネタ比較】売りにするだけはある熱量高いシーンの数々に不安も一掃

『売りにするだけはある熱量高いシーンの数々に不安も一掃』
『性の劇薬』
(C)2019 フューチャーコミックス

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[ムビコレNEWS] 
…1「過激すぎる内容に果敢に挑戦」より続く

【元ネタ比較】『性の劇薬』2

水田ゆき原作による過激なBLコミック「性の劇薬」が実写映画化された。監督はピンク映画から一般作品まで手がけてきた『私の奴隷になりなさい 新章』などの城定秀夫だ。

原作の舞台はクリーンな無菌室のような空間が逆に人間味なくて居心地悪さがあるが、実写版では地下倉庫のようなジメジメと薄暗くて陰鬱な雰囲気。無菌室のように白っぽくて殺風景だと安っぽくなる危険性もあるので、陰鬱にしたのは良い効果があると感じた。記号的な怪しさが一見して伝わる利点もある。

キャストは、余田龍二を『永遠の0』や『無限の住人』などの北代高士が演じる。筋肉質のスポーツマン的な体型で髪も長くない北代は原作の神経質そうな余田のイメージとは異なる。しかし、考えの読めない底知れなさがあり、体型もカッコよくて原作とはまた違った魅力があった。予告編でセリフが少々棒読みに感じられて不安な気がしたのだが、本編を見ると違和感がなかったのでその点も安心した。

桂木誠に扮するのは『カイジ ファイナルゲーム』などの新進俳優・渡邊将。彼は線の細いムードが原作の桂木と重なるが、純粋に見た目が筆者の好みではなかった。とくにエロシーンでの表情が顔をしかめて苦しそうなのがちょっと残念だったことは否めない。ただ、演技がかって恍惚としたり喘いだりしても興醒めなので難しいところだろう。

R18+で挑んだ肝心のエロシーンは、それを売りにするだけあって熱量の高いものだった!

3「後半になるにしたがって濃密に…原作ファンも満足の出来映え」に続く…



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