26年前の兄の死をようやく乗り越え…ホアキン・フェニックス姉が追悼アルバム発表

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レイン・フェニックスのInstagramより
レイン・フェニックスのInstagramより

リヴァー・フェニックスの妹で女優、ミュージシャンのレイン・フェニックスが、26年前に亡くなった兄を追悼するアルバム「RIVER」を、命日である10月31日(現地時間)に発表する。

ホアキン・フェニックス、亡き兄リヴァー・フェニックスへの思い語る

リヴァーと2歳下の妹であるレインは子役、女優業と並行して10代の頃にAleka’s Atticというバンドを結成して活動していた。1993年10月31日にリヴァーがロサンゼルスのクラブ「ヴァイパー・ルーム」を出た直後に倒れた時も、弟のホアキンや当時リヴァーの恋人だった女優のサマンサ・マシスと一緒に現場にいた。リヴァーは薬物過剰摂取が原因でそのまま亡くなった。

レインは当時コメントなどは出さず、家族で喪に服した。「彼の思い出を守るために、ずっと黙っていました。彼の死は凄まじい勢いで報道され、いろいろな情報が流れましたが、どれも彼の生涯の真実を語ったとは思えなかったからです」と彼女は「Hollywood Reporter」誌のインタビューで語った。

最近になってようやく、兄を人として、友人として、そしてバンド仲間として讃えたいと思えるようになったという。「RIVER」は彼女にとって初のソロ・アルバムで、1stシングル「Immolate」のミュージックビデオは、リヴァーがキアヌ・リーヴスとW主演した『マイ・プライベート・アイダホ』(91)、レインが出演した『カウガール・ブルース』(93)のガス・ヴァン・サントが監督している。