『ミスター・ガラス』で精神分析医役のサラ・ポールソン、シャマラン監督作に出たくて必死だった

#ミスター・ガラス

(C) 2019 Buena Vista Home Entertainment, Inc.
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衝撃のラストで世界中を震撼させた『シックス・センス』(99年)のM・ナイト・シャマラン監督が、『アンブレイカブル』(00年)から18年という歳月を経て作り上げたサスペンススリラー『ミスター・ガラス』。この映画の先行デジタル配信開始が4月17日に、ブルーレイ+DVDセットが4月24日にリリースされるのを記念し、本作でスーパーヒーローの存在を問う“禁断の研究”を進める精神分析医を演じたサラ・ポールソンのインタビュー映像が解禁となった。

[動画]解禁となった『ミスター・ガラス』サラ・ポールソンのインタビュー映像

フィラデルフィアのある施設に、3人の特殊な能力を持つ男が集められる。1人は『アンブレイカブル』に登場した、不死身の肉体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)。1人はデヴィッドとは真逆で、生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)。1人は『スプリット』に登場した、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)。彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。精神科医のステイプルは、すべては彼らの妄想であることを証明しようと禁断の研究を開始する。

解禁となった映像は、ウィリス、ジャクソン、マカヴォイという3人のツワモノ俳優相手に、禁断の研究を進める精神分析医ステイプル役を演じたポールソンが、シャマラン監督作品に初参加した思いを語っているもの。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』や『オーシャンズ8』といった話題作に出演し、最近では第91回アカデミー賞でプレゼンターもつとめた彼女は「最初はエージェントからの電話よ。『シャマラン監督に会え』と言われて、もうびっくり」と本作オファーの経緯を回想。当時は映画やテレビシリーズの撮影中で大忙しだったそうで、お茶を飲みに出かける時間すら作れない彼女のために、なんとシャマラン監督自ら楽屋を訪れてくれたという。

また、監督からは「この役は男性になる可能性もあるけど、今はまだ決められないんだ」と言われ先送りにされるも、最終的に脚本を読まずに役を受けたことを明かす。「それだけ彼のことを信頼していたし、彼の作品に出たくて必死だった。シャマラン監督は最高のストーリーテラーよ」と監督の才能にべた惚れの様子だ。

ポールソンが扮しているのは、「自分を超人だと思い込んでいる一般人」など妄想癖について研究している役で、本作のキーパーソンとなる人物。演じるに当たって彼女は「『スプリット』と『アンブレイカブル』を何度も見て、脚本をじっくり研究し直したわ」と振り返り、さらに、超能力の妄想を持つ人たちの研究だけでなく、他の分野も参考にして役作りをしていったことを語ると、「これはファンが完成を待ち望んでいた作品よ」と太鼓判を押している。

『ミスター・ガラス』は4月17日より先行デジタル配信開始、4月24日にブルーレイ+DVDセット(4000円+税)がリリースとなる。