細田守監督作『未来のミライ』、アニー賞長編インディペンデント作品賞受賞

#細田守監督作『未来のミライ』、アニー賞長編インディペンデント作品賞受賞

(C) 2018 スタジオ地図
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細田守監
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細田守監督作『未来のミライ』が、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第46回アニー賞で長編インディペンデント作品賞を受賞した。同賞の受賞は、日本人監督作品として初の快挙となる。

米国アカデミー賞に日本映画『万引き家族』『未来のミライ』がノミネート!

細田監督は『時をかける少女』(06年)をスマッシュヒットさせ脚光を浴びると、その後も『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『バケモノの子』(15年)を発表。それぞれ大ヒットさせてきたヒットメイカーだ。

『未来のミライ』はそんな細田監督の最新作で、昨年7月20日に公開。甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語で、どこにでもあるたった1つの家族を通して、生命の大きな循環、人の生の織りなす巨大なループを描き出した野心作。

今回の受賞に、ロサンゼルスで行われた授賞式に参加していた細田守監督は「名前を呼ばれたときに驚きましたが、本当に嬉しかったです。この映画は私の子どもをモデルにしたプライベートな作品なんですが、こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、世界中の人と手をつなぐことができた、気持ちが通じ合えたということに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。日本のとある普通の家族の話が、いろんな国の人たちに届き、見ていただけたということを光栄に思います。『未来のミライ』を見てくださった人たち、スタジオ地図のみんな、そして奥さんと子どもたちに感謝しています。どうもありがとう」とのコメントを寄せている。

なお、同作は第91回アカデミー賞の長編アニメーション映画賞部門にもノミネートされている。発表は現地時間2月24日となっている。

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