北村匠海「縛られてると思うから縛られる」“自由”について語る

#北村匠海#當真あみ#かがみの孤城#原恵一#藤森慎吾

北村匠海
イベントの様子
北村匠海
當真あみ
藤森慎吾
イベントの様子

北村匠海が1月8日、映画『かがみの孤城』の大ヒット御礼舞台あいさつに當真あみ、藤森慎吾、原恵一監督とともに登壇した。イベント翌日の9日が、昨年の4月に成人年齢が18歳に引き下げられてから初の「成人の日」を迎えることにちなみ、「理想の大人像」をテーマにトークが繰り広げられた。

映画『かがみの孤城』大ヒット御礼舞台あいさつ、他写真はこちら!

藤森慎吾、理想の大人は「東京にマンションを持っている大人」大豪邸建築の野望も明かす

2年後に成人となる當真は、理想の大人像について「私の母がそういう人で、暗い部分を見たことがないんです。普段から明るくできる人になりたい」と語り、藤森から「素敵な答えですよね、チャラチャラはしちゃダメですよ」と自身のキャラになぞらえてツッコみを入れた。

北村は当時の自分を振り返り、「15歳ぐらいから早く大人になりたいと思っていました。学生の世界は窮屈だなと思っていたけど、大人になってみると不思議と学生って自由だなと思ってしまいます。そうなると自由・不自由ってないんだなと。縛られてると思うから縛られる。やりたいことやって楽しく生きているので、今、自由な大人なのかも」と語った。

藤森は「大学生になって上京してまわりの女の子たちが社会人の男性と付き合っているのを見て思ったんです」と前置きしたうえで「東京にマンションを持っている大人」と発表し、場内を笑わせた。「まだ無理なんですが、今にどーんと大豪邸を建ててやろうと思います」と理想の大人像を追い続けていることを明かした。

原監督は「専門学校を出て、アニメーションの仕事がしたくてでも就職できなくて。でも、あきらめずにいたらこの世界に入れました。あきらめないだけで映画が作れていると思っています。悩みや壁にぶつかっても簡単にあきらめないでほしい」と自身の経験を踏まえて新成人にエールを送った。

同じく人生の先輩として北村も「成人ってなんなんだって思ってる方もたくさんいると思う。子供と大人の境界線なんて誰が決めたんだろうって。でも大人になってみると、気持ちは高校生のときと変わらない。ただ、たくさんの出会いがあったり、楽しみもたくさんあったりする。どうかそのまま成人を迎えて楽しんでほしい。何かになろうと、変わろうとせず、ありのままでいてください」と新成人へ呼びかけた。