山口智子、27年ぶりの実写映画出演! 佐藤浩市&横浜流星と共演『春に散る』

#佐藤浩市#山口智子#春に散る#横浜流星#橋本環奈

春に散る組画像
俳優の横浜流星と佐藤浩市がW主演、瀬々敬久が監督を務める新作映画『春に散る』より、山口智子、橋本環奈ら新出演キャストが発表された。

山口智子と橋本環奈の参加は、プロデューサー陣の「今までのボクシング映画という域にとどまらない映画にしたい」という熱望で実現

本作は、ノンフィクションの傑作「深夜特急」三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマ「ボクシングを通じて生きるを問うこと」を表現。新田次郎文学賞を受賞した「⼀瞬の夏」、「カシアス」に続き、「春に散る」はその集大成ともいえる作品だ。
主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを共に⽬指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく…、というストーリーが展開される。
佐藤演じる仁一に恋心を抱いていた、仁一がかつて所属していた真拳ジムの現会長、真田令子役に、女優としてはもちろん様々なライフワーク活動でも注目を集め続ける山口。なんと実写映画には『スワロウテイル』(96年)以来27年ぶりの出演となる。佐藤とはドラマ『LEADERS リーダーズ』以来の共演となる。
横浜演じる翔吾の恋人で仁一の姪、広岡佳菜子役は橋本。横浜とは初共演となる。瀬々監督という骨太な人間ドラマの名匠の演出の下、周囲をも明るくさせるオーラを抑えて、影のある役柄に挑む。
それぞれの世代で人気を集める山口と橋本の参加は、プロデューサー陣の「今までのボクシング映画という域にとどまらない映画にしたい」という熱望により実現。人生に輝きを取り戻そうとボクシングにかける男たちを見守るWヒロインにも要注目だ。
あわせて新旧ボクサー役の3名も解禁。仁一の昔のボクシング仲間で世界チャンピオンをともに目指した、刑務所から出所したばかりの藤原次郎役に哀川翔。一世風靡セピアでデビューし、Vシネマの帝王と言われるなど“男たち”の生き様を体現したその唯一無二の存在感が魅力の哀川が、5作品目の瀬々作品で元プロボクサー達の友情物語を膨らませる。
同じく昔の仲間で、仁一と翔吾の挑戦を支える佐瀬健三役に片岡鶴太郎。かつてボクシングに挑戦しプロライセンスを取得、タイトルマッチでセコンドを務めるなど、ボクシング経験が豊富な片岡が、物語にリアリティをもたせる。さらに、東洋太平洋チャンピオンとして、翔吾の対戦相手となる大塚俊役に坂東龍汰。ドラマ『未来への10カウント』でもボクシング部員を演じており、横浜とのボクシング対戦シーンがどんな迫力になるのか注目だ。
『春に散る』は2023年より全国公開。