まさかの裁判官・みちお vs 弁護士・坂間の法廷対決勃発か!?

#イチケイのカラス#浅見理都#竹野内豊#黒木華

映画『イチケイのカラス』
(C)浅見理都/講談社 (C)2023 映画「イチケイのカラス」製作委員会

月9『イチケイのカラス』が映画化

昨年21年4月期に、竹野内豊や黒木華らが刑事裁判官を演じたフジテレビ月曜9時のドラマ『イチケイのカラス』が映画化され、来年23年1月13日に公開されることがわかった。

本作品は、入間みちお(竹野内)が“イチケイ(東京地方裁判所第3支部第1刑事部)”を去ってから2年後を描く。

岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいく。

竹野内は、次のように本作品をアピールした。

「テレビドラマの放送が終了してから、あっという間に一年が経ちます。イチケイのカラスは、放送期間中はもちろん、最終回が終わり、随分と時間が経った後にもかかわらず、様々な場所で続編を望む温かいエールを本当に多くの方々から頂いておりました。この度、映画化することにより、応援してくださった皆さまに、イチケイを再びお届け出来ることを大変嬉しく思います。田中監督率いる新たな映画スタッフ、そして新豪華キャストがオリジナルメンバーに加わり、よりパワーアップした映画『イチケイのカラス!』に是非ご期待ください」

“弁護士”坂間の新たな顔に期待

一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた坂間千鶴(黒木)は、裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当する。しかしそこに、ある疑惑が。

一見異なる2つの事件に隠された衝撃の真実。それは開けてはならないパンドラの箱だった──。

ドラマよりさらにスケールアップしたストーリーで、“法廷イチのくせ者”たちが帰ってくる。法廷でまさかの裁判官・入間vs弁護士・坂間対決が勃発か!?

黒木は、不器用で真っ直ぐな坂間を再び演じることができる喜びを次のように語った。

「今回は裁判官ではなく、弁護士として関わることになるので、また新たな目線でいられますし、イチケイのメンバーだけではない、新たなキャストの方々に会えるのも凄く楽しみにしています。みちおさんと坂間の掛け合いや、正義に向き合って成長していく坂間をスクリーンで見ていただけることを楽しみに、頑張ります」

裁判官が主人公のヒューマンドラマ

『イチケイのカラス』は、浅見理都の原作漫画をドラマ化。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称、イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間(竹野内)と、入間に振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間(黒木)らの活躍を描く。

入間がイチケイを去って2年。異動先の熊本で多くの「みちおの犠牲者」を出し岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。不審点だらけの衝突事故を、みちおはもう一度調べようと動き出す。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣が立ちはだかる。

一方の坂間は、「裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない」という慣習から弁護士として活動を始めていた。配属先は、奇しくもみちおの隣町。そこで出会った人権派弁護士と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う人権派弁護士の姿に、次第に心惹かれていく。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる。

映画『イチケイのカラス』は、23年1月13日に公開される。