松山ケンイチ、『デスノート』共演の藤原竜也の凄さは「老けないことですね。単純に凄い」

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松山ケンイチ
松山ケンイチ
映画『ノイズ』スペシャルトークイベントにて
松山ケンイチ
藤原竜也
★メイン
サブ①
サブ②
サブ③
新宿大型ビジョン①
新宿大型ビジョン

俳優の藤原竜也と松山ケンイチが11月28日、W主演映画『ノイズ』のスペシャルトークイベントに登場。映画やお互いの印象について語り、イベントを盛り上げた。

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藤原竜也&松山ケンイチ『デスノート』以来、約15年ぶり本格共演!

本作は、筒井哲也が2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載した同名漫画を原作とする新感覚サスペンス。藤原は島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった泉圭太を、松山は圭太の殺人を隠ぺいすべく死体隠しに協力する幼なじみの田辺純を演じた。

『デスノート』(06年)以来、約15年ぶりとなる本格共演となった藤原と松山。藤原は松山との共演について「映画でがっつり共演するのが約15年ぶり、今回廣木監督とも初めてで松ケンとの共演も本当に久しぶりだったんですが、クランクインを迎えて松ケンに『緊張するね』と話しかけたら、『何を言ってるんですか。逆にホームに帰ってきた感じですよ』言ってくれて、それを聞いて頼もしさと嬉しさ、自分も頑張らなきゃなと思わせてくれる良い年の取り方をしたなと思いましたね。本当に色々な経験を積んで上手い役者さんになったな」と語った。

松山も「『デスノート』の時は僕自身右も左もわからない状態で、それでも竜也さんの演技の迫力には圧倒されてましたし、本当にすごい俳優だと思っていました。あれから少しですけど、俳優ってどう演技すればいいのかとかわかってきて、今回久しぶりに対峙してさらに凄さがわかりました。今回も圧倒されっぱなしで、絶対に追いつかないところにいらっしゃる、とんでもない先輩だなと思いましたね」と尊敬の念と明らかにした。

絶海の孤島が舞台ということもあり、オール知多半島ロケで撮影が行われた本作。撮影を振り返った藤原は「大変なシーンが多かったです。廣木監督はワンカットでの撮影が多かったので、良い緊張感がありまりましたね。知多半島の山や海をバックに説得力のあるシーンが撮れたと感じていますね」と自身をのぞかせ、松山も「色々と制約がある中での撮影だったのですが、ロケも多かったので比較的スムーズに撮影はできたかなと思います。最近は地方に行く機会がなかったので、知多半島になにがあるか調べて撮影に臨みました。若い時は何も考えないで地方での撮影に参加してたので、また別の楽しみ方をさせていただきましたね」と地方での撮影ならではのエピソードを披露した。

MCが進行を藤原と松山の2人にバトンタッチし、映画公式Twitterでも募集した質問に答えていくコーナーに。「お互いの凄いと思うことを教えてください」という質問を受け、藤原は松山の凄さを「普通にやってのけ、成立させる。その説得力じゃないですかね。僕は緊張するとすぐに口に出したり、顔に出したり、態度に出したりしちゃうけど、松ケンは一切ないなんです。それが本当に凄いと思いますね」と力説。

松山はそんなことないと言いながらも「竜也さんも全然緊張してるように見えなかったですけどね」と答え、「竜也さんの凄さは、老けないことですね。単純に凄いなと思います」と笑いながら回答。これに藤原は「髪の毛白くなってきたよ!」とお互いの白髪の話になり、痺れを切らした藤原が「なんちゅう会話だよ!」と自らツッコミを入れ、会場はまたも笑いに包まれた。

公開まで2ヵ月というタイミングで実施された本イベントは、ワーナー・ブラザース公式YouTube、映画公式Twitter、ワーナー・ブラザース公式LINEにて生配信され、約12.5万人の視聴者が主演2人のトークを楽しんだ。さらに、各サイトでの生配信に加えて、イベントとしては初の試みとなる、“3D猫”で話題の新宿東口・クロス新宿ビジョンでイベントの模様を生中継した。

『ノイズ』は2022年1月28日より全国公開。