『アタック・ザ・ブロック』ニック・フロスト&ジョー・コーニッシュ監督インタビュー |
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宇宙からやってきたエイリアンどもが襲いかかるのは、ホワイトハウスでもマンハッタンでもなく南ロンドンにある低所得者用の公共団地。彼らを迎え撃つのも、米軍でも特殊部隊でもなく、この団地に住む5人の不良キッズという、これまでのエイリアン映画とはガラリと異なるシチュエーションも魅力的なのがSFアクション映画『アタック・ザ・ブロック』だ。
『ホット・ファズ』『スコット・ピルグリム』のエドガー・ライトが製作総指揮をつとめるこの異色作で、初メガホンを取ったのはライトと共に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の脚本を手がけたジョー・コーニッシュ監督。さらに、ライト監督映画常連で、『宇宙人ポール』などでサイモン・ペッグとコンビを組み、独特の笑いを醸し出してきたニック・フロストも出演。
今回は、そのコーニッシュ監督とニックが来日。沖縄国際映画祭の後に東京にやって来た2人に、仲良しに見える2人の関係や撮影裏話を語ってもらった。
監督:もともと80年代の映画を見て育った年代なんですね。ということもあって、『E.T.』や『グレムリン』のような現実とファンタジーを組み合わせたような映画が大好きだったんです。加えて、『ウォリアーズ』や『ストリート・オブ・ファイヤー』といったギャング映画も大好きだったので、そういった要素に、自分の生まれ育った南ロンドンという要素を組み合わせてみたんです。
ニック:出会いについてはハッキリとは覚えていないけど、24〜25歳の頃かな。たぶんエドガー・ライトを通して知り合ったと思うけど、もともとジョー(監督)はコメディアンで、僕は『アダム&ジョー・ショー』という監督の出演するコメディショーの大ファンでもあったので、彼のことを知っていて友人になったんだ。
で、出演オファーだけど、今回僕が演じたロンという役は当て書きで、(監督から)本を渡され「よかったらやってほしい」と言われたんだ。読んでみて、すぐに気に入ったね。(ジョークで)実は、スーツケースにいっぱいの札束を見せられたんだ。それでも足りなかったので1回突き返したら、新たに上積みしてくれ、この金額ならできるよってOKしたんだ(笑)。
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ニック・フロスト
Nick Frost
1972年3月28日イギリス・エセックス州出身。本名ニコラス・ジョン・フロスト。1999年に始まったイギリスの人気テレビシリーズ『SPACED〜俺たちルームシェアリング〜』(99年〜01年)に友人のサイモン・ペッグに誘われて出演したことから役者の道を進むことになる。それ以前はメキシカン・レストランで、ウェイターやバーテンダーとして働いていた。当時の彼は役者になるつもりはなく、演技も未経験だったが、現在ではイギリスを代表する若きコメディ俳優の1人と呼ばれている。代表作にはサイモン・ペッグと共演し、イギリス・インディペンデント映画賞最優秀新人俳優賞にノミネートされたカルト・ゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04年)、興行的に大成功を収めた『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07年)などがある。その他の出演作に『ペネロピ』(06年)、『パイレーツ・ロック』(09年)、『宇宙人ポール』(10年)、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(11年)などがある。 |
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ジョー・コーニッシュ監督
Joe Cornish
1968年12月20日イギリス・ロンドン出身。コメディアンとしてキャリアを積み、テレビやラジオで主に活躍。同じくコメディアンのアダム・バクストンとコメディデュオ「アダム&ジョー」を結成。このサブカル中毒コンビがホストをつとめるテレビ番組『アダム&ジョー・ショー』は、1996年に放映されて以来カルト的な人気を集め、チャンネル4やBBCといった地上波でも放映された。2003年には『アダム&ジョー東京へ行く』という30分番組を制作。6週間もの間東京に滞在し、日本のサブカルチャーを紹介した。本作『アタック・ザ・ブロック』(11年)で監督デビューを飾った後は、テレビ脚本家として著名なスティーブ・モファットと『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』の監督エドガー・ライトと共に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(11年)の共同脚本を手がけた。また、エドガー・ライトの次回作『Ant-Man』には脚本で参加する予定。 |

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