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『麦子さんと』堀北真希インタビュー

アニメオタクの娘とアイドル志望の母の2役を演じ分け!

『麦子さんと』堀北真希インタビュー
演じていて反抗期だった頃の自分を思い出しました(笑)

幼い頃に自分たちを捨てた母が、父の死後に突然戻ってきた。戸惑いながらも母と兄と3人で暮らし始める主人公・麦子の姿を描いた『麦子さんと』は、吉田恵輔監督が亡き母への思いを込めて描いた心温まる感動作だ。

子どもたちを戸惑わせた挙げ句、すぐに死んでしまった母。納骨のため、母の故郷を訪れた麦子は、今まで知ろうともしなかった母の過去を知る。町のみんなのアイドル的存在だった若き日の母。そして、アイドルを目指して上京したこと……。

主演は堀北真希。自らはアニメ声優に憧れる一方、母の青春時代を知り徐々にひとりの女性として成長していく姿をみずみずしく演じている。そんな堀北に話を聞いた。


『麦子さんと』
(C) 「麦子さんと」製作委員会
──吉田監督の思いが詰まった本作。監督の熱烈なオファーにより出演が決まったそうですが、撮影前に監督とはどんなお話をされましたか?

堀北:今回は最初に台本を読んだときにあまりピンとこなかったので、監督のご自身の体験談なども交えていろいろとお話していただきました。監督が私のことをイメージして書いてくださったというのもお聞きしましたし、いろいろな思いが込められているのを感じたので、そこからイメージを膨らませていった感じです。お母さんという存在は誰しもが共有できるポイントだと思うので、自分が麦子だったらという想像はしやすかったなと思います。

──麦子という女性の気持ちを、どんな風に演じたのでしょうか?

堀北:今は、彼女の人生のなかのどの地点なのかと考えながら演じていました。特に親に対しての気持ち、反発心だったり、色んな気持ちを想像しながら、彼女は今“どこ”にいるのか、というのを常に考えていました。正直に話すと、あまり私とは重ならないなと思ったんです。子どもっぽいというか。お母さんに対しての麦子はなんだか反抗期の子どもみたいですよね。演じていて「こんな時期もあったなぁ」と反抗期だった頃の自分を思い出しました(笑)。
 私も反抗期の頃は、子どもだったので当たり前ですけど、どこかに出かけるのか誰と会うのかとか、その都度親に言わなくてはいけなくて、わざわざ言いたくないと思っていましたね。自分の部屋もなかったので、もっと自由にしたい、1人になりたいと思っていましたし。麦子さんの場合はお母さんとずっと離れていて、急に現れるという設定なので私とはちょっと違いますが、そういう気持ちはすごくよく分かります。

『麦子さんと』
(C) 「麦子さんと」製作委員会
──劇中、麦子は亡き母の青春時代を知っていきますが、その過程で成長していったと思いますか?

堀北:一歩踏み出したという感じですね。いっぱい変化していくわけではなく、ほんのちょっと成長したという感じ。親との関係性を築いていく年齢って、人によって違うんだということを、監督と話していて知りました。私は大人になってからずっと親と仲良しなんですけど、吉田監督が私くらいのときは親とどう接していいか分からなかったと言っていました。この作品の麦子の人生でいうと、お母さんと離れて暮らしていたぶん、中高生時代に来るべきだった反抗期が、今だったんじゃないかなという感じなんだと思います。

(2013/12/20)


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堀北真希
ほりきた・まき

1988年10月6日生まれ。東京都出身。中学生の時にスカウトされ芸能界デビュー。『COSMIC RESCUE -The moonlight generations-』(03年)で映画デビュー。『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。12年にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に主演。主な出演映画は『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07年)、『大奥』(10年)、『百夜行』(11年)、『県庁おもてなし課』(13年)など。

2013年12月21日より全国公開
[監督]吉田恵輔 [脚本]吉田恵輔、仁志原了 [出演]堀北真希、松田龍平、麻生祐未、余貴美子 [DATA]ファントム・フィルム

(C) 「麦子さんと」製作委員会

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