容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の傑作小説を岡田将生と木村文乃のW主演で映画化した『伊藤くん A to E』。岡田が前代未聞の【痛男】伊藤誠二郎役、木村がそんな伊藤の存在に迫っていく落ち目の脚本家・矢崎莉桜役を演じたこの映画より、伊藤に振り回されるAからDの女、それぞれの恋愛模様が露わになるキャラクター映像がムビコレ独占で解禁となった。
・『伊藤くん A to E』のBからDの女(志田未来、池田エライザ、夏帆)写真
解禁となったのは、佐々木希演じる【Aの女:島原智美】、志田未来扮する【Bの女:野瀬修子】、池田エライザ演じる【Cの女:相田聡子】、夏帆扮する【Dの女:神保実希】の4映像。
佐々木演じる【Aの女:島原智美】は、誰もが認める才色兼備だが、5年間付き合っていると信じ込んでいる伊藤には、まだ一度も抱かれたことがなく、木村扮する矢崎の元へ相談に訪れる。伊藤の気まぐれで呼び出されるたびに「今回こそは」と期待してしまう典型的な【都合のいい女】だ。解禁となった動画では、智美が伊藤相手に強引に一夜を共にしようと誘うも断られ、ダッシュで逃げられてしまうというもの。佐々木の普段の姿や、他作品での役柄からは想像できない痛々しいシーンだ。
志田扮する【Bの女:野瀬修子】は、「学芸員へ復帰する」と言いつつ言い訳ばかりしている、実は失敗したくない【自己防衛女】。しかし、同じ塾に務める伊藤には、ストーカーまがいのアプローチを受けている。塾のアルバイトについて「どうせ仮の姿だし」と投げやりな様子の修子に、同居人のマッキー(山下リオ)は呆れている様子。演技派女優として着実にステップアップしてきた志田が、これまでのイメージを一新させる、傍若無人で無気力なキャラクターに挑戦している姿に注目だ。
池田演じる【Cの女:相田聡子】は、一見彼氏が絶えないように見えるが、実は今まで一度もちゃんと人に愛されたことがなく、対照的に親友の実希(夏帆)が一途に片思いし、処女を守り続ける姿に密かに憧れを抱く【愛されたい女】。勤め先のお店に来た伊藤くんの前で無邪気さを装い、実希のことを「美人で頭が良くて自慢の親友なんです」と持ち上げつつも、わざと「(実希に)初めての彼氏ができて、私も本当に嬉しくて」と「初めて」を連発し伊藤くんを不安にさせるなど、小悪魔なキャラ全開となっている。
はたして伊藤はA〜Dの全く違う素顔の女性たちを、どう振り回していくのか? そして、新たに現れる【Eの女】とは?
美女たちの赤裸々で無様な恋愛模様の結末は、1月12日より全国公開となる『伊藤くん A to E』の映画本編でご確認を!
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