綾瀬はるかが厳戒警備のなかルーヴル美術館でロケ「『モナ・リザ』はやっぱり特別な絵」

ルーヴル美術館内で撮影を行った綾瀬はるか(左)と松坂桃李(右)
(C) 2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会
ルーヴル美術館内で撮影を行った綾瀬はるか(左)と松坂桃李(右)
(C) 2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会
ルーヴル美術館内で撮影を行った綾瀬はるか(左)と松坂桃李(右)
(C) 2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会
ルーヴル美術館前のピラミッドの前に立つ綾瀬はるか(左)と松坂桃李(右)
(C) 2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会
パリでの綾瀬はるか(左)と松坂桃李(右)
(C) 2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会

綾瀬はるかと松坂桃李が初共演を果たした本格ミステリー『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』。この度、パリでの大規模ロケが終了し綾瀬と松坂から喜びのコメントが届いた。

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本作は、累計330万部超の人気ミステリー小説を映画化したもので、驚異的な鑑定眼とロジカルシンキング(論理的思考)を駆使して、難事件を解決するスーパーヒロイン・凜田莉子を綾瀬が演じ、莉子と共に事件の謎を追う雑誌編集者・小笠原を松坂が演じている。

ルーヴル美術館の臨時学芸員に選ばれた莉子と、彼女を取材する小笠原が名画「モナ・リザ」の謎に迫る物語であることからパリでのロケを敢行。凱旋門やオペラ座前、ポンヌフ橋などでの撮影が行われたが、なんといっても一番の目玉はルーヴル美術館でのロケ。撮影の許可が下りることはきわめて珍しく、過去、本格的に撮影された外国映画でいうと『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)以来。日本映画では初めての撮影となった。

ルーヴル美術館での撮影は11月28日の閉館後、夜通しかけて行われ、29日の午前6時58分に終了。名だたる美術品が収蔵されているだけに警備も限界で、トイレに行く際もルーヴル美術館の係員が誘導する徹底ぶり。また、展示物に影響しないよう照明機材は使えず地明かりで撮影しなければならなかったり、メドゥーサ号の間では空調を止めることができず録音にも苦労したという。

この日の撮影がオールアップとなり、綾瀬は松坂とハイタッチしたり佐藤信介監督と抱き合い、クランクアップを喜んでいた。

綾瀬は「あっという間の撮影期間でした。終わったんですよね? いつの間に?というくらい。そして、終わってしまって寂しいです。ただ、パリでクランクアップしたことやルーヴル美術館で撮影ができて、とても貴重な時間を過ごせました」とコメント。間近で見た「モナ・リザ」については「本物の『モナ・リザ』は少しトーンが落ちているように見えました。飾られている場所は別格で、やはり特別な絵なんだと感じられました」と感慨深げ。

一方、松坂は「アップしたという実感がなく、終わった感じがしないです。まだ明日も撮影があるのではと思うくらい」と撮影の興奮冷めやらずといった様子。綾瀬については「透明感がありすぎて、どこにいるのか分からないくらい(笑)。非常にしなやかな方だと思います。人をよく見ているし、ちゃんと物事を考えていながら、それを表面には見せないしなやかさがあるなと感じました」と共演の感想を語った。

『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』は2014年5月31日より全国東宝系にて公開される。

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