新婚のチャン・ドンゴン、監督の子どもを抱っこして父親修行中!?

チャン・ジン監督
チャン・ジン監督

人気の韓流スター、チャン・ドンゴンが若き大統領を演じた映画『グッドモーニングプレジデント』。コミカルで心温まるこの映画を監督したチャン・ジンが来日し、6月28日にシネマート六本木で開催された試写会のトークイベントに出席した。

[動画]『グッドモーニングプレジデント』予告編

監督・脚本を手がけた『トンマッコルへようこそ』が韓国で大ヒットするなど、シニカルで風刺の効いた笑いで人気を博す監督は、「韓国の三谷幸喜」と称される存在。

映画では、大統領の専属シェフをキーパーソンに、人間味あふれる庶民派大統領(イ・スンジェ)、若きカリスマ大統領(チャン・ドンゴン)、韓国初の女性大統領(コ・ドゥシム)の歴代大統領3人の愛すべき素顔が綴られていく。韓国では大統領をテーマにした作品は映画化するのが困難だそうで、「10年前だったら撮れなかったでしょう。もし撮っていたら、今はここに居ず、別の場所(牢屋)に入っていたでしょう(笑)」と監督。

主演のドンゴンは、今年5月に女優コ・ソヨンと挙式したが、監督は、まだ彼女の存在が明かされていなかった撮影中に「チャン・ドンゴンにはいい女がいる!」と気づいたことがあったという。それは彼のキスシーンの撮影時。観客にとっては少々物足りないキスにも思えるのだが、監督は「私は遠くから撮っていたのですが、ちゃんとキスするように指示を出していたんです」と言い訳してから、「私はそのときに、『ハッ!』と気づいたんです」と笑顔で明かした。

劇中では、妻と死別し幼い息子を抱えるシングルファーザーという設定のドンゴン。だが監督によると、「チャン・ドンゴンさんは撮影前まで、子どもの抱っこの仕方も分からなかったんです」。実は、劇中で彼に抱っこされているのは監督の子どもで、ドンゴン自身も10月には父親となる予定だが、「彼は自分の甥っ子も抱いたことがなかったのですが、最近では僕の息子を抱っこして勉強していますよ。子どもも生まれるので、良いことだと思います」と、「父親」としての成長ぶりを喜んでいた。

『グッドモーニングプレジデント』は7月24日よりシネマート新宿ほかにて全国公開される。

【関連記事】
韓国時代劇の新女王ハン・ヘジン「日本が勝ってよかった」と日本代表にもエール
[動画]韓国ドラマ『済衆院/チャジュンウォン』来日イベント/ハン・ヘジン
冬ソナのパク・ヨンハが映画会見。いたずらが過ぎて、監督にしかられた!?
イ・ビョンホン、チョン・ウソンが映画イベントでダルマに目入れ!
『グッドモーニングプレジデント』作品紹介

INTERVIEW