岡田准一と宮崎あおいが感動の歴史ドラマ『天地明察』で再共演!
2010年吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞した沖方丁(うぶかた・とう)のベストセラー小説「天地明察」を、『おくりびと』の滝田洋二郎監督が映画化。岡田准一と宮崎あおいが共演することが明らかになった。
物語の舞台は江戸時代前期。それまで800年に渡り使用されてきた暦の誤りを見抜き、日本独自の暦を作り上げた安井算哲(後の渋川春海)が、数々の挫折を繰り返しながら歴史的大事業に挑む姿を描き出す。
碁をもって徳川家に仕える碁打ち衆の家に生まれた安井算哲を岡田が演じ、彼を支え、後に妻となる武家娘・えんを宮崎あおいが演じる。その他、算哲の理解者であり協力者の水戸光圀を中井貴一が、会津藩士・保科正之を松本幸四郎が演じるほか、佐藤隆太、市川亀治郎、市川染五郎ら豪華キャストが脇を固める。
今回の出演について岡田は「(『陰日向に咲く』以来)2度目の共演となる宮崎あおいさんをはじめとする豪華キャストの皆様や、滝田監督をはじめとするスタッフの皆様とお仕事ができるのを楽しみにしています。多くの方々に支えられ、真っ直ぐに生き、生涯を懸けて改暦という事業に邁進する男を演じることで、皆様に勇気や希望を感じていただけるような作品にできるよう、心を込めて演じていければと思います」とコメント。
宮崎は「岡田さんの傍らにいると、なんだかホッとするので、その心地よい空気感のなかで素敵な瞬間がたくさん生まれたらいいなと思っています。多くの方に楽しんでいただけるよう、一生懸命頑張ります」とコメントを寄せた。
また、『おくびりと』で滝田監督と組んだ久石譲が本作でも音楽を担当。「今の日本が忘れかけている一番大切なことを呼び起こしてくれるはずの作品。滝田監督は『おくりびと』と同じ様に、見る人たちに勇気と希望を与えてくれるに違いない」とエールを送った。
撮影は6月16日クランクイン、8月中旬にクランクアップし、2012年1月に完成予定。公開は2012年の秋になるという。
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