オスカー候補女優アナ・ケンドリックが石田純一から5本指靴下を贈られ大喜び

アナ・ケンドリック(右)と石田純一(左)
アナ・ケンドリック(右)と石田純一(左)
アナ・ケンドリック(右)と石田純一(左)
映画の主人公にちなみ、キャリーバックを引いて花束贈呈に登場した石田純一(左)とアナ・ケンドリック(右)
5本指靴下をプレゼントされ大喜びのアナ・ケンドリック(右)
「このベルトも、昨日、原宿で買ったの」とアナ
「趣味は昔の名画を見ること」とアナ

3月16日、都内で『マイレージ、マイライフ』の記者会見が行われ、キャストで来日中の若手女優アナ・ケンドリックが出席した。

[動画]『マイレージ、マイライフ』 来日記者会見/アナ・ケンドリック、石田純一

主人公は、ジョージ・クルーニー扮するリストラ請負人。年間322日も出張し、マイレージを貯めることを無上の喜びとしている孤独な主人公が、様々な出来事を通じて人生を見つめ直す様子をユーモアを交えて描いた、心に染みる秀作だ。ケンドリックが演じるのは、主人公も手を焼く野心家の若手社員で、この役でアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた。残念ながら受賞は叶わなかったが、ノミネートされた感想については「どんな賞であれ、自分がノミネートされるなんて思ってもみなかったので、本当に驚きました」と喜ぶ一方、「(期待に対する)恐さやストレスもあります」と素直な思いを語った。

自らの役については「私は彼女ほど野心家でも気が強くもないし、意地悪ではないと思います(笑)。でも、芯が強く尊敬できるキャラクター」とコメント。また、共演したクルーニーについては「会うまではいろいろと考えてしまいとても緊張したのですが、実際に会ってみると、こちらの緊張を一生懸命ほぐそうとしてくれる方でした」と気配りを絶賛。だが、緊張をほぐそうとしてか、年がら年中、彼女をからかっていたそうで、「セットでは、彼が悪ガキで、私がそれをたしなめるお母さん役のようでした」と苦笑いしていた。

才能あふれる若手監督ジェイソン・ライトマンについても、「すごく気を使ってくださり、こちらがナーバスにならないよう配慮してくれました。それぞれの俳優たちのスタイルをとても良く理解していて、魅力を最大限に引き出すように演出してくれました」と絶賛していた。

質疑応答の後には、石田純一が花束贈呈に登場! 劇中でクルーニーが使っていたキャリーバックを持って姿を現した石田は、ケンドリックから「ジョージ・クルーニーそっくり!」と誉められ「お上手ですね」と照れながらも、嬉しそうな表情を浮かべていた。

石田はまた、花束の他にカラフルな5本指の厚手の靴下もプレゼント。「とても快適な靴下なので、長旅にも最適です」と話していた。意外なプレゼントに大喜びのケンドリックは、「日本の靴下がとても気に入って、実は昨日、原宿でたくさん靴下を買ったんです。でも5本指のものはなかったので嬉しい!」と満面の笑顔を浮かべ、「この後のインタビューのときに、この靴下を履いて受けるようにします」と話していた。

その後、単独での囲み取材を受けた石田。披露宴の日にちを変更したことについて聞かれると、「ゴルフ関係の人に来ていただけるように変更しました」と語り、8月8日という末広がりの良い日柄に決まったと喜んでいた。

新婚旅行はまだ未定のようだが、「マイレージを使って世界一周したいですね。本当は(挙式の地である)ナパバレーの後に南アフリカに飛びたい」と、サッカーのワールドカップ観戦を夢見ている様子。南ア行きについては、「現在、交渉中です」と明かしていた。

映画はリストラがテーマの作品だが、「僕も理子にリストラされないように頑張りたい。この年で切られると、あまりに寂しいので」とポツリ。映画のタイトルにひっかけ、「『マイ理子、マイライフ』で変わらないでいようと思っています」と変わらぬ愛を誓っていた。

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