意外にも映画初主演の杏が、人生初のバイオリン演奏にも挑戦!

杏

女優の杏が、荒木源の同名小説を映画化する『オケ老人!』で、映画初主演をはたすことがわかった。

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日本はアマチュアオーケストラ、通称「アマオケ」の数が世界一多い国。本作は、そうした下地を舞台に、梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴が、着任早々地元の文化会館でのアマチュアオーケストラの演奏を聴き入団を決意するも、間違って「梅が岡」という名のつく、老人ばかりの別のオケに入団してしまうところからはじまるストーリー。

クラシックファンの若き高校教師と平均年齢世界最高齢のアマオケメンバーのダメ人間たちが、音楽を作り上げる喜びに目覚め、失敗を重ねながらも奮闘し、成長していく姿が描かれていく。

杏が演じるのは、主人公の小山千鶴。実は原作では男性が主人公だったそうで、「主人公を女性に書き換えようという発想が生まれた瞬間、全員が思い描いたのが杏さんでした。彼女の底抜けに明るい笑顔と伸びやかな四肢を活かしてタクトを振る姿こそが老人達を叱咤激励していける唯一無二の存在であると確信したとき、この映画は動き出したのです」とプロデューサーは語る。

また、演じる役がかなり上級のアマチュアオーケストラのバイオリン部に参加するという設定のために今回、撮影の半年以上前から人生初のバイオリン練習に取り組んだという。

今回の主演に杏は「楽器演奏に指揮に初チャレンジの多い作品ですが、愛すべきキャラクターが沢山いる原作です。本読みをしただけで笑いと涙が出てきました。初、主演という言葉は重いですが、人生の大先輩方のお力を借りて、頑張りたいと思います!」とのコメントを寄せている。

『オケ老人!』は2016年に全国公開となる。

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