「諸星に断られてもあと5人いる」という大沢に、諸星「内海じゃ画にならない」

大沢樹生(左)と諸星和己(右)
大沢樹生(左)と諸星和己(右)
大沢樹生(左)と諸星和己(右)
大沢樹生(左)と諸星和己(右)

大沢樹生と諸星和己、元“光GENJI”の2人が20年ぶりにタッグを組んだ話題作『鷲と鷹』が5月24日に公開となり、新宿ミラノ2で行われた初日舞台挨拶に諸星と大沢、小沢仁志が登壇した。

大沢樹生と諸星和己が騒動をネタに毒舌トーク!?「世間を賑わせて申し訳ございません」

客席を通っての登壇となったこの日、諸星と大沢の20年来のタッグを待ち望んでいたかのように劇場に押しかけた総勢600人のファンによって観客席は満員御礼、会場では黄色い声援が飛び交った。

そうしたなか、諸星が挨拶。次いで大沢が「鷲尾を演じさせていただきました。そして監督もやらせていただきました」と自身の初監督作であることに改めて触れて挨拶すると、3人目の登壇者である小沢は「今日はお忙しいなか『アナと雪の女王』を見に来てくれてありがとう」とボケをかまし、隣に立つ諸星から「オヤジ、ちゃんとしろよ(笑)」と体当たりで突っ込まれていた。

今年1月には本作の完成披露記者会見が行われていた。それから4ヵ月、初日を迎えた感想を聞かれた諸星は「4ヵ月の間、いろいろ編集作業とかもあっただろうし、僕のなかでも昨日『いよいよ明日かと。ASKA……』」とさり気なく、渦中の人の名前をネタにし笑いを誘う場面も。

また、大沢から本作への出演オファーを受けた感想について聞かれると、「ひと言で言うと、断る理由が見つからない」と真顔で答え、「みなさんが思っている(2人の)不仲を使い、こういう友情物語を作るとは、なんて(大沢は)柔軟な発想なんだろうと思って引き受けました」とウイットに富んだ言葉で会場を盛り上げた。

さらに諸星は反省を込めて「今日は余計なことは言うなって言われています」と言ったその口で、「余計な〜」と光GENJIに楽曲提供をしたCHAGE AND ASKAの名曲を歌いだすなど、やりたい放題。そんな姿を見つめる小沢からは「この2人は仲がいいのか悪いのか本当にわからない」と呆れられていた。

一方、諸星を起用した理由を聞かれた大沢は「諸星さんに断られても(元光GENJIは)あと5人いますので」とジョークで答え、これに諸星は「内海じゃ画(え)にならないってことです」とサラリとプライドをチラつかせながら返していた。

さらに司会から「本作にかける思いは相当なものだった?」と聞かれた諸星は「イエス」と即答。その後「ひと言で」と司会に言われ、「えっ、一言で?」と困惑気味になるも、小沢から「イエスでいいじゃない」と言われると、反骨精神に火が付いたか「SAY YES〜」と歌い出し、これまた渦中の人ネタで会場を沸かせていた。

【関連記事】
『鷲と鷹』大沢樹生インタビュー
[動画]『鷲と鷹』大沢樹生インタビュー
[動画]【ゆるコレ】大沢樹生にとって「光GENJI」の存在とは?
[動画]『鷲と鷹』予告編

INTERVIEW