稲川淳二、会って5秒後には怪談話始めたとの指摘に、「私、病気なんです」と照れ笑い

2013.06.15

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世界征服をたくらむ悪の秘密結社・鷹の爪団の日常を描いた大人気ギャグコメディアニメ『秘密結社鷹の爪』。今秋、その劇場版シリーズ第5作目となる『鷹の爪GO〜吉田、秘密結社やめるってよ（仮）〜』が公開となるが、この映画に登場する新キャラクター「霊吉（れいきち）さん」の声優をつとめる稲川淳二が、6月12日に都内スタジオでアフレコ取材に臨んだ。

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今回、稲川が演じる「霊吉さん」はアセロラが大好きという設定。アセロラの素晴らしさを熱っぽく語り、大好きなアセロラをお供えされると、デビューしたてのアイドルのようにフレッシュになりテンションも上がり、口調まで「うれC！」「おいC！」「うらめC！Yeah!!!」となり、ビタミンC感たっぷりに赤くバージョンアップするというキュートなキャラクターだ。

稲川を起用した理由を聞かれた監督・脚本・キャラクターデザインなどを担当するFROGMANは「普段は『鷹の爪』という作品は、僕1人で声をやっているんですが、どうしても今回の霊吉さんというキャラクターは、僕がやってもしっくりこない……。で、誰か幽霊にふさわしい人がこの世にいないだろうかと考えていたら、いるじゃないかと。幽霊と言えば、この人」とオファーしたことを告白。

ついで「何がすごいって、稲川さんって、会って5秒後には怪談が始まっていたんですよ。初めて会ったときに『よろしくお願いします』って言ったら、『それでですね』って。何を話すのかなって思っていたら、『今日ここに来るときにねぇ』って話が始まって、ここに来るときの世間話かなって思って聞いていたら、いつの間にか怪談話になってました」と説明。これを聞いたら稲川は「病気なんですよ、私ね」と照れ笑いを浮かべていた。

『秘密結社鷹の爪』は2006年に地上波の深夜番組にて放送されたテレビシリーズアニメ。同年、TOHOシネマズで上映されたマナームービーにより爆発的人気を獲得すると、翌2007年には劇場版1作目となる『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE〜総統は二度死ぬ〜』を公開。以降、2作目『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE2〜私を愛した黒烏龍茶〜』（08年公開）、3作目『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』（10年公開）と続き、4作目は『鷹の爪3』のDVD特典として制作されている。