高良健吾、池松壮亮、綾野剛が女性の好みを告白!/『横道世之介』トークイベント

左から池松壮亮、高良健吾、綾野剛、沖田修一監督
左から池松壮亮、高良健吾、綾野剛、沖田修一監督

「パレード」「悪人」といった著作が次々と映画化されている吉田修一の同名小説を映画化した『横道世之介』。この作品のトークイベントが2月20日に行われ、高良健吾、池松壮亮、綾野剛、沖田修一監督が登壇した。

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会場となったのは原作者・吉田の出身校で、主人公・世之介の通う大学のモデルにもなった法政大学市ケ谷キャンパス。この日は在校生からOBやOGまで、約600名がつめかける盛況ぶり。高良、池松、綾野らが登場すると、女性たちの黄色い歓声が飛び交い、沖田監督が「僕を見に来てくれた方はいるんでしょうか?」とジョークを言う場面も。

イベントでは恋愛観に関する質問が出され、高良が「やさしい人がいいです。思いやりのある人がいい」と話し、池松は共演女優の役柄になぞらえ「10代だったら(吉高由里子演じる)祥子、20代なら(伊藤歩演じる)千春、30代なら(朝倉あき演じる)唯かな。たぶん沖田さんがそうなんじゃないかなと思う」とコメント。これを受け、沖田監督は「僕は唯がいいな。単純に黒髪で可愛いと思う」と打ち明けてから「今年36歳になるのに何言っているんだろう」と照れ笑いを浮かべた。

一方、綾野は「見ていて楽しいのは祥子。喜怒哀楽がはっきりしていて、見ていて気持ちのいい女性がいい」と好みを明かすも、劇中では女性を好きになれない役だったためか、最後には「いろいろ言いましたが、女の子だったら(誰でも)いいです」とハードルを下げていた。

また、会場の学生らとのQ&Aタイムでは、「女の子との会話が続かない」という男子学生の悩みに、綾野が「気持ちわかります。だまって隣にいるのが1番いい。1回試してみてください」とアドバイス。まもなく社会人になることを不安に思う女子学生には「人のせいにしないで頑張ってほしい」と高良がエールを送った。

さらに、映画サークルに所属する学生からの「もうすぐ就活も始まるし、このまま映画を作り続けていいのか不安」という悩みには、沖田監督が「不安は今でもある。大学生のときは卒業しても映画を撮りたいと思っていたので就活もしなかった。バイトをしながら貯めたお金で映画を作って人に見せることを繰り返していた。30歳くらいまではバイトもしていた」と答えていた。

『横道世之介』は2月23日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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