山田洋次監督最新作の音楽を久石譲が担当、「大変、満足している」と山田監督

久石譲(左)と山田洋次監督(右)
久石譲(左)と山田洋次監督(右)
久石譲(左)と山田洋次監督(右)
山田洋次監督(左)と久石譲(右)
収録の様子
『東京家族』
(C) 2013「東京家族」製作委員会

山田洋次監督の最新作『東京家族』の音楽を、数多くの映画音楽を作曲してきた音楽家・久石譲が手がけていることが明らかになった。

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『東京家族』は、世界中の映画人たちから今も高く評価され続けている小津安二郎監督の名作『東京物語』(53年)に山田監督がオマージュを捧げた作品で、原節子の演じた有名な役を蒼井優が演じていることも話題となっている。

久石は『風の谷のナウシカ』(84年)や『となりのトトロ』(88年)など宮崎駿監督作品をはじめ、『壬生義士伝』(02年)や『おくりびと』(08年)など名だたる映画の音楽を手がけてきた巨匠で、エモーショナルな作風に定評がある。7月には音楽の収録が行われ、最後の久石のピアノ演奏終了後には山田監督が「ブラボー!」と絶賛していたという。

収録後、久石は「山田監督の作品はこれまでいっぱい見てきているので、ぜひ一度参加させていただきたいなと思っていました。山田監督はすごく芝居を大切にされる方なので、音楽もできるだけ控えめというか、“あまり主張はしないんだけど、後ろでしっかり支える”といったような音楽が書けたらと思い、取り組みました」と語った。一方、山田監督は「僕がイメージしていたメロディであり、楽想、音色(おんしょく)でありました。大変、満足しています」とコメントした。

『東京家族』は2013年1月19日より全国公開される。

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『東京家族』作品紹介

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