ロンドンオリンピック効果! 開会式演出のダニー・ボイル監督DVDが爆発的売上を記録

ダニー・ボイル監督
ダニー・ボイル監督

現在、世界中の人々が最も注目しているロンドンオリンピックも開催6日目を迎えた。既に悲喜こもごも様々なドラマが生まれているが、その開催を華々しく飾り、大盛況となったダニー・ボイル監督演出による開会式。田園風景から現在のイギリスまでを軸に、映画や音楽などのイギリスが誇るエンターテインメントやカルチャーを見事に表現し、世界中から称賛の声が多く挙がった。また、その裏側や効果などについても様々な報道がされている。

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まずは、開会式に登場したポール・マッカートニーをはじめとしたミュージシャンや俳優など出演者たちのギャラがなんと1ポンド(約120円)というから驚きだ。一般市民のボランティアたちは無償での出演となっており、当初は出演者たちも同じく無償での出演を予定していたが、契約書を作る際に必要となり、1ポンドでの契約となったとのこと。

その効果は絶大で、開会式で演奏された曲などの売り上げは絶好調の様子。なかでも一番その効果を受けているのは、なんとダニー・ボイル監督本人のようだ。開会式では、映画監督らしく様々なイギリス映画の映像を使用したり、なんといってもエリザベス女王とダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドとのコラボレーションや日本でもブームを巻き起こしたMr.ビーンの登場など、多くの映画ファンを楽しませてくれた。

そこでも使用されたボイル監督の代表作である『トレインスポッティング』のDVDが、なんと開会式直後より前週の5800%増しの売り上げを叩き出しているとのこと。その他、アカデミー賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』も900%増しとなっているようで、監督もここまでの効果を予想していただろうか。

その他にも、ローワン・アトキンソンの「Mr Bean’s Movie Box Set」とケネス・ブラナーの『から騒ぎ』がそれぞれ約300%増しの売り上げとなっているようだ。

これに対し、Amazon.co.ukの担当者は「ダニー・ボイル監督が、オリンピックで最初の勝者でしょうね。これは、人々が監督の作り出した開会式を気に入ったという証拠ですよ」と話している。

たとえ出演料が1ポンドでもそれを遥かに上回る効果は、さすがオリンピックといったところだろう。残り11日間となったが、まだまだこれからも日本人選手たちの活躍にも期待にしたい。そして、閉会式でもどのような演出で私たちを楽しませてくれるのか、こちらも最後まで見逃せないところだ。(文:Masami Shimura/London)

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