アンパンマンの生みの親やなせたかしが仙台を訪問、元気を届ける!

仙台を訪問したやなせたかし
仙台を訪問したやなせたかし
仙台を訪問したやなせたかし
舞台挨拶に登壇したやなせたかし
『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』
(C) やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C) やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012

1919年2月6日生まれで、今年93歳になったアンパンマンの生みの親であるやなせたかしが、昨年7月にオープンした「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」を5月13日に初めて訪れ、ミュージアム内のミニシアター「やなせたかし劇場」で舞台挨拶を行った。

[動画]『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』予告編

同施設は昨年4月にオープン予定だったものの、東日本大震災の影響を受け、3ヵ月遅れの同年7月22日にオープン。以来ずっと「仙台に行きたい」と話していたやなせの願いが今回ようやく実現した形だ。

やなせはアンパンマンをはじめとする5体のキャラクターと共に登場。震災後に仙台の女の子から「私は怖くない。アンパンマンが助けに来てくれるから」という内容の手紙をもらったことを明かすと、そういった手紙に励まされていると続けた。

この日は「仙台のみんなに少しでも元気を届けられたら」という思いから、自身が作詞・作曲を手がけた新曲「カツブシマン流れ歌」を含む12曲も披露。やなせも一緒になって歌い、会場中が手拍子と笑顔で溢れかえった。

やなせの初来場ということもあって、大人も子どもも大喜び。なかには感激して泣いてしまうお母さんもおり、登壇者と観客が1つとなり盛り上がりをみせるなか、舞台挨拶は終了した。

毎年夏に公開され、今年で映画シリーズ24作目となる『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』は7月7日より全国公開となる。

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