修正過剰!? ジュリア・ロバーツの広告写真をイギリス当局が使用禁止処分に

ジュリア・ロバーツ
ジュリア・ロバーツ

ジュリア・ロバーツがモデルをつとめるランコム化粧品の広告写真が、修正過剰を理由に、イギリスの広告基準局(ASA)から使用禁止処分を受けた。

「ポッチャリで何が悪い!」写真修正に異を唱えるオスカー女優

ロバーツが登場しているのはランコムのファンデーションの広告写真。シワやたるみのないお肌のロバーツの顔のアップの写真に、自由民主党の女性議員ジョー・スウィンソンが「画像はデジタル加工されており、広告商品の効果を表現していない」と指摘、今回のケースは「誇大広告の特にひどい例」と訴えたのだ。

スウィンソン議員は、広告に登場する女性たちがデジタル修正などで現実離れした美しさを作ることで、英国の若い女性の多くが美容整形手術を検討したり、摂食障害に苦しむ人々の数が15年前から倍増している現象が起きていることに警鐘を鳴らし、反対運動を続けている。

ランコムの親会社のロレアル社は、ロバーツの写真に修正を加えたことは認めたが、ロバーツ側との契約により、修正前の画像の公表はできないとしている。ASAは、ランコム側の回答では修正をほどこした画像が広告商品の効果を正しく伝えているのかどうか判断できないとして、ロバーツの広告写真の今後の使用を許可しないという決定を下した。

エアブラシをかけ、毛穴すらないスベスベのお肌は女性の誰もが憧れるが、映画での自然体のジュリアを見慣れた人々にとって、完璧すぎる美しさはあまりにも非現実的で、むしろ逆効果かもしれない。

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