英歌手エイミー・ワインハウスが27歳で急死、死因はドラッグの過剰摂取か

7月23日、イギリスの人気歌手エイミー・ワインハウスが27歳の若さで急死した。死因は特定されていないが、アルコールとドラッグの過剰摂取が原因と見られている。23日15時54分ごろ、通報を受けてエイミーの自宅アパートに向かった救急隊員が遺体を発見した。

エイミーは2003年に19歳で歌手デビュー、4年後に発表したアルバム「バック・トゥ・ブラック」の大ヒットでグラミー賞5冠の快挙も成し遂げたが、その前後からアルコールとドラッグへの依存が強くなり、同年に結婚した夫ともども、たびたびトラブルを起こしてはリハビリ施設入りを繰り返していた。夫とは09年に離婚している。

今年6月からはヨーロッパツアーが予定され、それに備えて5月には自らリハビリ施設入りを実行したが、ウォッカの小瓶を買い込んでから入所、その後わずか1週間で退院という状況からみて、リハビリは思ったほど効果を上げなかったようだ。

6月にセルビアの首都ベオグラードで行われたライブでは、足元はふらつき、歌詞を忘れ、イクを落とすなどの醜態をさらし、観客席からはブーイングが飛んだ。その結果ツアーの残りの日程は休止、リハビリ治療に専念すると発表したばかりで、最悪の結果を迎えてしまった。

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