日本から世界へ！『カーズ2』ジャパンプレミアにぐっさん、Perfumeらが登場

2011.07.21

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紙吹雪に包まれた登壇者たち。左から福澤朗、パンツェッタ・ジローラモ、朴ロ美、戸田恵子、山口智充、Perfumeのかしゆか、あ〜ちゃん、のっち

クルマたちの活躍を描いたディズニー／ピクサーの人気アニメ続編『カーズ2』。そのジャパンプレミアが7月20日にディファ有明で開かれ、日本語吹き替え版声優をつとめたぐっさんこと山口智充をはじめ、朴ロ美、パンツェッタ・ジローラモ、福澤朗、戸田恵子（サリー役）と、挿入歌「ポリリズム」を歌うPerfumeのかしゆか、あ〜ちゃん、のっちが涼しげな浴衣姿で登場した。

・［動画］『カーズ2』ジャパンプレミア
・ぐっさん、期待していたオファーがなかなか来ず不安だったと告白

主人公の相棒でおんぼろレッカー車・メーターの声を担当した山口は小麦色の肌を光らせ「メーターのサビ色に肌を合わせた努力を見ていただきたい（笑）」と挨拶。Perfumeのメンバーから「本当に黒いですね（笑）」と言われると、「メーターを引き立たせるために」と胸を張っていた。

日本語吹き替え版の楽曲に日本の歌が起用されることは多いが、今回の「ポリリズム」のように全世界公開版で使われることは、めったにない快挙。かしゆかは「子どもの頃から見ていたディズニー／ピクサーの作品に、大切な『ポリリズム』を使っていただいて本当に嬉しい」と満面の笑み。

一方、「声優でもないのに浴衣まで着せてもらって」と喜ぶあ〜ちゃんに、ジローラモは「ずっと見ていたんですけど、キレイです。（みんな）すごく恥ずかしがり屋でカワイイですね」と甘いささやきを送っていた。

また、メーターの大ファンというのっちは「今日は、ぐっさんではなく『メーターだ！』という目で（山口のことを）見てしまいました」とコメント。これに山口が「メーターが好きなのか、ぐっさんが好きなのかハッキリしてもらいたい」と強引に迫ると、のっちは「ぐっさんも大好きです（笑）」と回答。山口は満足そうに「ありがとうございます」と笑顔を浮かべていた。

さらに、前作から引き続き主人公の恋人サリーの声を担当した戸田は「『2』ではなかなかお声がかからず、『私じゃない人がやるのかな』と思っていたが、ギリギリでお声をかけていただいた」とホッとした表情を浮かべていた。

今回の冒険は日本から始まるが、朴は「これを見て日本が元気になり、世界各国の方々に親近感を覚えてもらえれば」と語り、福沢は「この作品は人が人を思う気持ち」と話し始めてから「クルマが主人公なのでクルマがクルマを思う気持ちが極めて強い映画です」と言い直し、映画の見どころをアピールしていた。

ピカピカのハイテクと伝統が融合するニッポンを描いた内容にちなみ、この日は全国各地の「祭」も大集合。北海道のYOSAKOIソーラン祭り、宮城の青葉まつり、沖縄のエイサーまつりなどの踊りが披露され、プレミアを盛り上げた。そして最後は山口の「日本から世界へ！」のかけ声でイベントは終了、会場は大きな拍手に包まれた。

『カーズ2』は7月30日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開される。