ダンディズムを演じた光石研、なでしこジャパンの活躍に「本当に感動しました」

光石研(左)と森岡龍(右)
光石研(左)と森岡龍(右)

若手注目監督・石井裕也がサエない中年男のダンディズムを描いた『あぜ道のダンディ』。この映画のトークショーが7月18日にテアトル新宿で行われ、主演の光石研とその息子役を演じた森岡龍が登壇した。

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[動画]『あぜ道のダンディ』予告編

この日は早朝に女子サッカーW杯決勝戦があり、なでしこジャパンが見事優賞。森岡は客席に向い「今日はサッカー観戦で眠いなか、『あぜ道のダンディ』をご覧くださりありがとうございます」と感謝を伝えた。

すると光石は「僕は、仕事終わって帰ったら、なでしこジャパンの決勝戦は見れなくて」と残念そう。だが「再放送で見たけど、本当に感動しました」と話していた。

光石は、デビュー作『博多っ子純情』(78年)に主演して以来、本作で33年ぶりの主演をつとめた。そんな大先輩について聞かれた森岡は「ホントはスゴイのに、スゴイと思わせないところが……」とコメント。すると光石は「それ、スゴクないってことだろ!」と突っ込みを入れていた。

また、「現場で俳優同士、演技プランなどを話し合ったりするのか」と聞かれた光石は「全然」と回答。「割と話す」と言っていた森岡は、すかさず「(今後は)話すのをやめます」と先輩を見習っていた。

『あぜ道のダンディ』はテアトル新宿ほかにて全国順次公開中。

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