『マイ・バック・ページ』主演の妻夫木聡、監督と神戸ロケで撮影も食も堪能!

左から松山ケンイチ、妻夫木聡、山下敦弘監督
左から松山ケンイチ、妻夫木聡、山下敦弘監督
左から松山ケンイチ、妻夫木聡、山下敦弘監督
会見で質問に答える松山ケンイチ(左)と妻夫木聡(右)

妻夫木聡と松山ケンイチが初共演を果たした『マイ・バック・ページ』の記者会見が5月24日に大阪の堂島ホテルで行われ、妻夫木と松山、山下敦弘監督が出席した。

[動画]『マイ・バック・ページ』予告編
妻夫木聡が勘違いで松山ケンイチに嫉妬!?

理想と現実の狭間で苦悩する若きジャーナリストを演じた妻夫木は、「神戸での撮影中、監督と話し合った内容は濃かったです。その頃の人たちは何を考えていたか、ジャーナリズムとは何だろう──などといったことを話し合いました」と撮影を振り返り、「あと、お肉が美味しかった」と食も堪能した様子。

これまで『リンダ リンダ リンダ』(04年)、『天然コケッコー』(07年)など評価の高い作品を作ってきた山下監督について妻夫木は「監督の映画は、人間の良いところばかりでなく、悪いところも見せて、そのダメな部分が逆にかわいく思えてくる。撮るのがすごく上手くて、この方に演出されてみたいと思っていました」と絶賛。『リンダ リンダ リンダ』に出演していた松山も「『リンダ〜』のときにはお芝居が分からず、付いていくので必死でしたが、監督には助けていただいた」と感謝していた。

大阪芸術大学出身の山下監督は「大阪には8年住んでいて、とても慣れた土地。今回、神戸でも撮影してお世話になったので。こういう形で帰って来られて嬉しいです。クランクイン直後の2週間は神戸で撮影したのですが、スケジュールに余裕があったので、妻夫木君とは食事に行って話し込み、沢田というキャラクターを作り上げました。すごく重要な期間でした」と語っていた。

本作は60年代後半から70年代を舞台にしていて、妻夫木は「今よりパワーのあった時代」とコメント。松山は「『カムイ外伝』『銭ゲバ』などこの時代のマンガが原作の仕事をやらせてもらう機会がありましたが、今のマンガとは違い、とても興味があった。当時の若い人は見ている方向が違い、大きなものに向かって挑み、勝ち取っていくように感じました」と感慨深げだった。

この日はダルマの目入れも行われ、みんなで大ヒットを祈願した。『マイ・バック・ページ』は5月28日より全国公開される。

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『マイ・バック・ページ』作品紹介
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