この怪獣、食べたらバカウマ!河崎実監督最新作『三大怪獣グルメ』予告編解禁

#河崎実

(C) 2020「三大怪獣グルメ」製作委員会
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キュウソネコカミ
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『いかレスラー』『日本以外全部沈没』など、愛すべきおバカ映画を作り続けてきた日本映画界の異端児・河崎実監督の最新作『三大怪獣グルメ』。この映画の主題歌がキュウソネコカミの「おいしい怪獣」に決定し、その主題歌入り予告編が解禁となった。

『三大怪獣グルメ』その他の写真

本作は、河崎監督ならではの着ぐるみ特撮に加え、「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之監修のもと、巨大怪獣化して東京中を暴れまわる元寿司ネタの「イカ」「タコ」「カニ」を食すというグルメにもこだわったコメディ怪獣映画。寿司屋の息子で天才科学者の主人公・雄太を、「おそ松さん on STAGE」「文豪ストレイドッグス」などで人気の2.5次元俳優・植田圭輔が演じる。

また、シーフード怪獣攻撃部隊「SMAT(Seafood Monster Atack Team/スマット)のメンバー役として、乃木坂46の吉田綾乃クリスティー、エンターテインメントショーボーイズユニット「TOKYO流星群」の安里勇哉、実力派若手俳優・横井翔二郎、『ウルトラマンダイナ』のヒビキ隊長役として世界平和のために戦った経験を持つ木之元亮が出演。さらに、久住昌之、村西とおる、吉田照美、ケイ・グラント、泉麻人、彦摩呂、パラダイス山元ら豪華著名人のカメオ出演シーンも見どころの1つだ。

解禁となった予告編は、巨大タコ怪獣のタッコラ、巨大イカ怪獣のイカラ、巨大かに怪獣のカニーラが出現し、大東京が壊滅の危機に瀕しているシーンから幕開け。ところが怪獣の肉を食べたところ超バカうまだったことから状況は一変。「怪獣肉サイコー!」と言い出す人が続出し、怪獣肉グルメはタピオカブームをはるかに上回る勢いで沸騰! 日本中が怪獣肉グルメブームの狂乱に陥っていく。

「これが完成すれば、世界の食糧危機はたちまち解決さ」というのは、主人公・雄太(植田圭輔)。一方、SMATは次なる怪獣の襲撃に備える。そうした中、「こうなったら海鮮丼作戦しかありません」と、国立競技場を世界最大のドンブリに見立てた海鮮丼作戦が展開されていく。

この映画の主題歌を担当するのが、今年結成10周年を迎え、今や日本のロックシーンに不可欠な存在と言えるバンド、キュウソネコカミ。楽曲のタイトルは「おいしい怪獣」で、河崎監督からのオファーで制作されたこの主題歌は、河崎監督に負けず劣らず、怪獣肉愛にあふれた楽曲になっている。

キュウソネコカミは「怪獣に食べられるのではなく、逆に食べてしまうというぶっ飛んだテーマに対し、キュウソも新たな試みを取り入れたぶっ飛んだ曲を用意しました。その名も『おいしい怪獣』。イントロから怪獣たちが大暴れ!! ぜひ映画館で大音量で聴いてください!」とのコメントを寄せている。

『三大怪獣グルメ』は5月23日よりユーロスペースほかにて全国順次公開となる。