卓球のエース水谷隼&石川佳純がガッキーと共演の映画出演にド緊張!

#新垣結衣

左から水谷隼、新垣結衣、石川佳純
左から水谷隼、新垣結衣、石川佳純
左から水谷隼、新垣結衣、石川佳純
木造勇人と伊藤美誠
吉村真晴と浜本由惟

新垣結衣と瑛太がW主演し、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』やドラマ『リーガルハイ』などの脚本で知られるヒットメーカーの古沢良太が脚本を手がける、卓球をモチーフにしたロマンティックコメディ『ミックス。』。この映画に水谷隼、石川佳純、吉村真晴、伊藤美誠ら卓球界のスター選手が出演していることがわかった。

木造勇人&伊藤美誠ペア、吉村真晴&浜本由惟ペアの写真

本作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(=ミックス)を通じて小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語。昨年、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で社会現象を巻き起こし、国民的女優との呼び声も高い新垣が元天才卓球少女のアラサーOL・富田多満子役を、瑛太が元プロボクサーで日本ランカーだった萩原久役を演じる。

また、多満子の亡き母が創設した「フラワー卓球クラブ」の部員役として、広末涼子、遠藤憲一、田中美佐子、佐野勇斗らが出演するほか、瀬戸康史、永野芽郁、斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井優、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、小日向文世といった豪華キャストが集結! そんな本作で、必要不可欠だったのが本物の卓球選手たちの存在だ。

フラワー卓球クラブが出場する全日本卓球選手権神奈川地区大会で、メンバーである夫婦ペア落合元信(遠藤憲一)&落合美佳(田中美佐子)と対戦するのは、木造勇人&伊藤美誠ペア。伊藤のリオ五輪での活躍は記憶に新しいが、木造も世界ランク93位ながら、平成27年度、28年度の全日本卓球選手権ジュニアの部で連覇。先日行われた2017年インターハイではシングルス、ダブルス、団体優勝という3冠を達成した次世代のホープだ。それぞれ、相模原第一高校の東聖哉、田所いろはという役どころを演じ、強豪卓球選手として立ちはだかる。

同様にフラワー卓球クラブの吉岡弥生(広末涼子)&佐々木優馬(佐野勇斗)ペアと対戦するのは、吉村真晴&浜本由惟ペア。吉村は先日の世界卓球で石川佳純とミックスペアを組み、見事金メダルを獲得している。浜本は現在世界ランキング44位ながら、2015年には全日本卓球選手権にてベスト8、またジュニア部門では優勝している実績の持ち主だ。こちらも強豪ミックスペアとして横浜学園大学の徳島竜司と松田萌絵という役柄を演じる。

さらに、新垣扮する多満子と瀬戸演じる江島の2人が訪れる江島の壮行会となるパーティー会場には、本人役で水谷隼&石川佳純の2人も登場! 水谷はリオ五輪団体で銀メダル、シングルスでも銅メダルを獲得した日本卓球界の男子トップランナーだ。石川は先の吉村と世界卓球選手権でミックスペアを組んで金メダルを獲得したほか、リオ五輪では団体銅メダル、全日本卓球選手権では4回優勝という輝かしい実績の持ち主。2人にはセリフもあり、新垣との共演シーンにも注目だ。

今回の映画出演に水谷と石川は下記のようなコメントを寄せている。

「はじめての映画の撮影ということで非常に緊張しました。僕自身の持っている力は全部出せたと思います。何回も何回も同じシーンを撮影するのが本当に大変だなと感じました。新垣さんはテレビでは何度も観ていて今回はじめてお会いしましたが、思っていた通りとても綺麗な方でした。オリンピックと今回の撮影とどちらが緊張するかと言えば、圧倒的に映画です。断トツです。ガチガチでした。今回、卓球が題材の映画ということで卓球選手として、イチ観客としても非常に楽しみにしています。必ず家族で観に行きます。皆さんも観に行きましょう!」(水谷)

「はじめて、映画の撮影現場にこういう形で参加させてもらって、こんなにたくさんの方々が映画に関わっているんだなあっていうのがわかりましたし、すごく楽しい経験ができました。わたしも水谷さんと一緒で、普段観ているワンシーンっていうか何秒っていうところを色んな角度から何回も撮り直すんだっていうのを目の当たりにして初めてわかりました。新垣さんとははじめてお会いして、撮影の休憩時間にお話しさせてもらった時、すごく優しくて、元々ファンだったのですがさらに好きになりました。オリンピックと比べると、緊張の部類が全く違って、撮影現場だと右も左も全くわからないのですごく緊張しました。そういう意味ではオリンピックと同じくらい緊張したと思います。卓球が映画になるのでわたしたちもすごく楽しみにしています。卓球の魅力がさらにたくさんの方に伝わったら嬉しいですし、伝わると思うので私自身もすごく楽しみにしています」(石川)

『ミックス。』は10月21日より全国公開となる。