高杉真宙と葵わかな、初共演の2人が瑞々しい『逆光の頃』特報解禁

#高杉真宙

『逆光の頃』ティザービジュアル
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
『逆光の頃』ティザービジュアル
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
『逆光の頃』ティザービジュアル
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
『逆光の頃』
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
『逆光の頃』
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
『逆光の頃』
(C) タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

高杉真宙主演、ヒロインをNHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインに決定した葵わかなが演じることが発表されている『逆光の頃』。この映画の特報とティザービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となった映画『逆光の頃』特報

本作は、OL風の女性「フチ子」が腰をかけるフィギュア「コップのフチ子」の原案者であり、ギャグイラストの「バカドリル」などで知られる異才のマンガ家タナカカツキの名作「逆光の頃」が原作。

1988〜89年に「コミックモーニング」と「モーニングOPEN」にて連載され、09年には新装版も発売されたこの原作は全12編から構成されており、日常と非日常、夢と現実。双方の世界を行き来する少年のゆらめきときらめきが、京都の街を背景に鮮やかに紡ぎだされている。その中から今回は「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編とオリジナル部分を、2013年公開の『ももいろそらを』が第24回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門で作品賞、次作『ぼんとリンちゃん』も日本映画監督協会新人賞を受賞するなど、作品毎に注目を集める小林啓一監督が映像化する。

高杉が演じるのは、京都生まれで京都育ち、高校2年生の主人公・赤田孝豊。同級生たちとの友情やケンカ、幼なじみの女の子への恋などを経験していく役柄だ。葵はそんな孝豊に恋心を抱かれる幼なじみ・みこと役を演じる。また、孝豊の友人で、音楽に没頭するバンドマン・公平役を、『渇き』『ちはやふる』など話題作に続々と出演している清水尋也。京の街で小料理屋を営むみことの姉・五月を佐津川愛美。人気落語家でありながら、役者として小林監督作品への出演が『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』に続き3作目という桃月庵白酒が出演する。

解禁となった特報は、京の街で青春時代を過ごす主人公・孝豊(高杉真宙)と、 彼を取りまく人々の姿が収められたもの。一切セリフがない本映像では、風になびく風鈴の音が鳴り響き、揺れ動く少年の感情を鮮やかに彩る。京都五山送り火の大文字や鴨川などの京都らしい風景も本作の見どころの1つ。ズブ濡れで何かをまっすぐと見据える孝豊の視線や、セーラー服姿のみこと(葵わかな)も印象的だ。

『逆光の頃』は7月8日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開となる。

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