又吉原作の『火花』が菅田将暉×桐谷健太、板尾創路監督で映画化!

#火花

映画『火花』原作の又吉直樹(左)と監督をつとめる板尾創路(右)
映画『火花』原作の又吉直樹(左)と監督をつとめる板尾創路(右)
映画『火花』原作の又吉直樹(左)と監督をつとめる板尾創路(右)
左から菅田将暉、桐谷健太、木村文乃
川谷修士(2丁拳銃)と三浦誠己

お笑いコンビ、ピースの又吉直樹による同名小説で、第153回芥川賞を受賞。その後、Netflixにて初映像化され、2月26日からはNHKで連続ドラマとして放映される『火花』が、今度は事務所の先輩である板尾創路が監督をつとめ、菅田将暉、桐谷健太、木村文乃らの出演で映画化されることがわかった。

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又吉の初純文学作品である原作は、漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、「現実」の壁に阻まれ、「才能」と葛藤しながら歩み続ける青春物語。

菅田がまったく芽が出ない若手お笑い芸人の徳永役を、桐谷が先輩芸人の神谷役を、神谷の恋人でヒロインの真樹役を木村が演じる。ほかに、徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当・山下役として川谷修士(2丁拳銃)、神谷と「あほんだら」というコンビを組むツッコミ担当・大林役として三浦誠己の名前も発表された。

本作出演に、お笑い好きとして知られる菅田は「お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います。常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった。人を笑わす、この痛みが無いと生きていけないとすら思っています。そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるという事に物凄く怖さがあります。でも板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました。だってこんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をお赦し下さい。ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド一本のステージに立たせて頂きます。映画『火花』宜しくお願いします」と喜びのコメント。

桐谷は「幼い頃から、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれた時のエネルギーが大好きでした。同時にウケへんかったら…とゆう、底知れぬ恐怖を感じ、眠れない夜も何度もありました。人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それを生業とする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。そんな世界に生きようとする、愛おしい男たちの物語。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」と話し、木村は「誰もが知ってる物語の、誰もがどこかで経験したことのある苦さのなかで、少しだけホッといられるような存在になれるよう、板尾監督を信じてスタッフキャストの皆さんと一歩一歩踏みしめていけたらと思っています」と述べている。

『火花』は11月より全国東宝系にて公開となる。

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