『竜とそばかすの姫』が大ヒットスタート 初日3日間で約9億の興収

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竜とそばかすの姫
『竜とそばかすの姫』(C)2021 スタジオ地図

『東京リベンジャーズ』も堅調

7月16日から公開された細田守監督新作『竜とそばかすの姫』が大ヒットスタートを切った。初日3日間のオープニング興収は8億9170万円。7月公開作で最大のヒットスタートを切った『東京リベンジャーズ』のオープニング興収6億9600万円を上回った。『竜とそばかすの姫』はIMAX版でも上映。シネコンでの上映回数は通常は1日5回のところ、10回上映するところが目立つ。

『ゴジラvsコング』、『るろ剣』上回る大ヒットながら公開延期の悪影響も色濃く

配給元・東宝の初日アンケートによると、男女比は44・5%対55・5%。年代別では、20代が一番多く、次いで40代、僅差で30代、50代と続く。製作に協力した日本テレビではバラエティ番組や情報番組でPRに務めた。また「金曜ロードショー」では3週連続で細田守監督作を放送(2日『おおかみこどもの雨と雪』、9日『バケモノの子』、16日『サマーウォーズ』)。公開に弾みをつけた。

細田作品は新作ごとに興収を伸ばしてきたが、前作『未来のミライ』はダウンした。

06年『時をかける少女』数億円
09年『サマーウォーズ』16.5億円
12年『おおかみこどもの雨と雪』42.2億円
15年『バケモノの子』58.5億円
18年『未来のミライ』28.8億円

『竜とそばかすの姫』は前作の興収を超え、V字回復が見込める絶好調スタートを切った。

7月9日から公開された『東京リベンジャーズ』は2週目の週末となる17~18日は3億6700万円をあげ、前週比マイナス30.5%で堅調に推移。総興収は15億円となった。

一方、7月2日から公開され、オープニング興収6億円超えの大ヒットスタートを切った『ゴジラvsコング』は失速。2週目の週末となる10~11日の興収は前週比マイナス48.5%、3週目の17~18日は前週比マイナス52.6%、18日時点での総興収14億円。『東京リベンジャーズ』に追い抜かれた。

夏映画興行は『東京リベンジャーズ』『竜とそばかすの姫』が引っ張る展開となっている。(文:相良智弘/フリーライター)