ジョニー・デップ、DV疑惑で『ファンタビ』降板に追い込まれる

#アンバー・ハード#ジョニー・デップ#ファンタスティック・ビースト

ジョニー・デップ

『ファンタビ』第3弾降板をInstagramで明らかに

ジョニー・デップが現在撮影が行われている『ファンタスティック・ビースト』第3弾を降板したことを、自らインスタグラムで明らかにした。

・ジョニー・デップと元妻アンバーの泥沼裁判がようやく終了。DVの有無は?

これを受けてワーナー・ブラザースは、デップの降板を認めてシリーズ第3弾の公開を2021年11月から2022年夏に延期することを発表した。

デップは同シリーズで、1920年大に魔法界を分裂させた闇の魔法使い、ゲラート・グリンデルバルドを演じている。

6日(現地時間)にデップがインスタグラムに投稿した声明は「最近の出来事を踏まえ、以下のような短い声明を発表したいと思います」という一文から始まる。

「まず第一に、これまで私に忠誠心と支援を贈ってくれたみなさんに感謝を伝えたいです。特にここ数日で、たくさんの愛と心配を示すメッセージを受け取り、私は謙虚な気持ちと感動を覚えています。第二に、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルド役を降板するよう求められたことをお知らせしたいと思います。私は彼らの要請を尊重し、同意しました」

タブロイド紙との裁判敗訴が原因か?

デップは元妻で女優のアンバー・ハードへのDV疑惑報道の際に、デップを「妻を殴る者(wife beater)」と評したイギリスのタブロイド紙「The Sun」を名誉毀損で訴え、先日敗訴したばかり。今回の降板要請にはこの件が影響していると思われる。デップの声明は以下のように続く。

「最後に、これだけは言っておきたい。イギリスの裁判所の非現実的な判決は、真実を伝えるための私の戦いを変える物ではなりませんし、控訴する予定があります。私の決意は固いままで、私に対する疑惑が虚偽であることを証明するつもりです。私の人生とキャリアは、この時点によって定義されることはありません。お読みいただき、ありがとうございます」

インスタグラムのコメント欄は、「私たちはあなたを愛してるし、信じている」「このニュースは残念だけど、あなたはそれでも何百万もの人々から愛される俳優です」など、応援コメントが寄せられている。

一方、ワーナー・ブラザース側はこれを受けて6日(現地時間)に「ジョニー・デップは『ファンタスティック・ビースト』シリーズから離脱します」と認める声明を発表。「私たちはこれまでの映画での仕事について、ジョニーに感謝しています。『Fantastic Beasts 3(原題)』は現在製作中で、ゲラート・グリンデルバルド役は再キャスティングされます。映画は2022年夏に世界中の劇場で封切りを予定しています」とされている。