草なぎ剛、驚きの役作りと独自の演技論を明かす!?「映画の脚本は読んでないんです」

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草なぎ剛が出演、1986年の長崎を舞台に、ほろ苦くもキラキラとした少年たちの交感を描いた『サバカン SABAKAN』が公開。ムビコレでは、草なぎ剛のインタビューを掲載中だ。

・『サバカン SABAKAN』草なぎ剛インタビュー

草なぎ剛、サバ缶を使ったおすすめレシピも紹介!

演技初挑戦の子役2人、番家一路と、原田芳雄の孫である原田琥之佑が主人公を演じる本作は、ドラマ『半沢直樹』(20年)の脚本なども手がける演出家・金沢知樹の初監督映画だ。当初、草なぎによるラジオドラマとして企画された物語は、金沢自身の少年時代がベースになっている。

映画化すると聞いた時の感想を、「あ、嬉しいって、まず思いましたね。読んだ時にすごく手応えを感じて、すごいいい本だったので、それが無くならなくてよかったなって。映像にするにはどういう感じかな?と期待感が膨らんだし、とにかく嬉しかったですね」と振り返る草なぎ。

映画とラジオの脚本の違いを聞かれると、草なぎの口からは「映画の脚本は読んでないんです」と衝撃的な発言が飛び出す。「もらったけど、内容はもう分かってるから。だから、読んでないです」。

映画で草なぎが演じるのは、大人になり、忘れられない夏を懐かしむ久田。現場では、監督にセリフを読んでもらい、それをオウム返しで喋って撮影したという。「今回に限っていえば、それが狙いでもあったというか。素朴な感じが出ていたのは、もしかしたらそのおかげかもしれない」。あえて脚本を頭に入れないことで、フラットに久田という役を演じられたようだ。

主人公を演じた番家と原田については、「やっぱり素晴らしいですよね」と草なぎ。「彼らを見ていると、これからも何も考えずにカメラの前に立てばいいんだと思わせてくれる。経験じゃないんだと思うと気持ちが楽にもなるし、演技にはいろんな可能性があるんだな、と思わせてくれるんです」。

演技の経験がなかった2人だからこその演技に、「そうなんだよ、その人がそこにいればいいんだ」と改めて思わされたことを話した。

自身のYouTubeチャンネルで、料理動画を投稿することのある草なぎは、サバ缶を使ったレシピについても教えてくれた。「サバ缶でよく使うのは水煮のほうです。水煮とタマネギスライスして、ちょっとマヨネーズを入れて……ツナマヨみたいになるんだけど、もうちょっとおいしい(笑)。昔からよくやってます」。

「新タマネギはあんまり辛くないから、そのままでいいけど、普通のタマネギはちょっと水に浸してからよく水分を取って。それでサバ缶を入れて、マヨネーズだけでいい。そうだ、さらにレモン汁をちょっと搾ると、すごくおいしくなります」。草なぎおすすめの夏にぴったりのサバ缶レシピ、本作を見た後にぜひ試してみてはいかがだろうか。草なぎ剛のインタビュー全文はこちらから!

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