韓国生まれの青年が警察から暴行され強制送還…カンヌで喝采を浴びた話題作『ブルー・バイユー(原題)』予告編

#アリシア・ヴィキャンデル#カンヌ国際映画祭#ジャスティン・チョン#ブルー・バイユー

幸せそうな家族が、理不尽に引き裂かれる

第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され各国のメディアから絶賛された『ブルーバイユー(原題)』が、2021年9月17日の全米公開に続き、2022年、日本での公開が決定! このたび、アメリカ版の予告編が解禁された。

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本作は、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても 2017年サンダンス映画祭観客賞NEXT部門、 2018年インディペンデント・スピリット賞 Someone to Watch Awardなど数々の賞を受賞したアジア系俳優のジャスティン・チョンが、監督・脚本・主演を務める愛と感動の物語。共演は、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴び、各国のメディアからも「すべての瞬間が魅惑的に美しい(PLAYLIST)」「魂を揺さぶられる傑作(HOLLYWOOD REPORTER)」と絶賛されている。

今回、公開されたアメリカ版予告編では、 韓国生まれの青年とシングルマザーと、その娘が幸せに暮らす3人が映し出されるところから始まる。しかし、ある日を境に状況は一変。警官による暴力、逮捕、強制送還の危機……。不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、父親を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に3人は打ち勝つことができるのか。不遇な状況から必死に抜け出そうとする様⼦が美しい映像とともに感動的に描かれている。

今の時代を切り取った、魂を揺さぶる傑作

韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオは、シングルマザーのキャシーと結婚し、娘のジェシーと3人で貧しいながらも幸せに暮らしていた。ある時、些細なことで警官とトラブルを起こし逮捕されたアントニオは、30年以上前の書類の不備で移⺠局へと連行され、強制送還されて二度と戻れない危機に瀕してしまう。キャシーは裁判を起こして異議を申し立てようとするが、最低でも費用が5千ドルかかることがわかり途方に暮れる。家族と決して離れたくないアントニオはある決心をするが……。

『ブルー・バイユー(原題)』は2022年に公開。