ベテラン女優ですらこんな役柄は初めて! 時には人を欺く妖艶で謎に満ちたキャラクター

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クリストファー・ノーラン作品の脚本家が贈るSFサスペンス

クリストファー・ノーラン監督の弟であり、同監督作の脚本を務めていたジョナサン・ノーランが製作に携わるSFサスペンス『レミニセンス』が、12月22日よりデジタルレンタル配信中だ。それに合わせて、本作品に出演したレベッカ・ファーガソンのインタビュー映像が到着した。

・こんなに見事な結末と出会ったのは久しぶり! ヒュー・ジャックマンが語る『レミニセンス』の独自性

『レミニセンス』は、都市が海に沈んで水に支配された世界を舞台に“記憶潜入エージェント:ニック”が危険な事件に挑むSFサスペンス。本作品で長編監督デビューを飾ったTVシリーズ『ウエストワールド』のリサ・ジョイが、祖父の屋根裏部屋で見つけた一枚の写真に着想を得た“記憶”の物語だ。

製作にあたるのは、ジョイとともに『ウエストワールド』を手がけ、『ダークナイト』(08年)『インターステラー』(15年)の脚本家として知られるジョナサン・ノーラン。主演にはヒュー・ジャックマンを迎え、『ウエストワールド』のタンディ・ニュートンらが脇を固めた。

今回到着したのは、本作品でメイを演じたファーガソンのインタビュー映像。役柄への思いを聞かれた彼女は、「メイという役柄に恋をした理由は彼女が色んな役を演じるから。みんなの心に違うメイがいるの」と明かす。謎に満ちたそのキャラクターは、女優として様々な役柄を演じてきたファーガソンでさえ、「こんな役柄は初めて」とのこと。

『グレイテスト・ショーマン』(17年)以来の共演となる主演のジャックマンについても触れ、「ヒューほど共演していて心地いい人はいないわ。私は自由に演じられるし、彼もそう感じているといい」とその印象や思いを語る。さらに、本作品を通して「新しい境地を切り開きたい。壊れた姿やダークな面も演じ切りたい」と意気込みも明かす。

ファーガソンはデジタル・ダウンロード販売中のSF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』にも出演している。『レミニセンス』では主人公を惑わすミステリアスな女性、『DUNE/デューン 砂の惑星』では宇宙の運命を背負う主人公の母というファーガソンのキャラクターは、共通して厳しい境遇にある。彼女の演技によって醸し出される悲壮感は、作品全体に大きなインパクトを与えている。