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『銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-』柳楽優弥インタビュー

「もうちょっと鼻の穴開くよね?」福田雄一の鬼監督ぶりを暴露!

『銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-』柳楽優弥インタビュー
ウィキペディアのおかげで福田監督からオファーが!

『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-』
2018年8月18日/0時よりdTVにて独占配信
2017年の映画界を賑わせ、実写邦画で1位に輝く大ヒットを記録した映画『銀魂』。その続編となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』がいよいよ公開を迎える。そんななか、dTVではオリジナルドラマ『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-』が8月18日より配信を開始。映画顔負けのギャグ祭りが繰り広げられている。

今回、全3話からなる本シリーズでメインとなるのは人気キャラクターの土方十四郎。映画同様、柳楽優弥が見事に演じ切っている。2004年にカンヌ国際映画祭で日本人として初、さらに史上最年少での最優秀主演男優賞を受賞するという鮮烈なデビューから14年。輝かしすぎる経歴ゆえに苦悩した時期もあったというが、現在は幅広いジャンルをこなす実力派俳優としての道を着実に歩んでいる。そこで、『銀魂』シリーズを通して感じた思いや今後について語ってもらった。


──昨年の映画公開以降、大きな反響が巻き起こっていますが、どのように受け止めていますか?

『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-』
柳楽:これだけ豪華なキャストが揃っているので確かにそうなるな、とも思いましたが、それにしてもすごい勢いですよね。でも、それは原作ファンのみなさんや福田(雄一)監督のパワーのおかげなんだろうなというのも改めて実感しました。小栗旬さんはじめ、橋本環奈ちゃんや菅田将暉くんみたいに、かっこいいとかカワイイというイメージを持っている人たちが思いっきりコメディしているのは、それだけで見る価値があると思います。

──そこまでやって大丈夫かなと見ているこちらが思うほどの振り切りは、すごいですよね。

柳楽:大丈夫なのかなとちょっと心配に思うかもしれませんが、福田組だから大丈夫みたいものなのがあるので、監督の力はすごいです。

──原作ファンが多い人気作であるがゆえに、最初は怖さやプレッシャーも大きかったようですが、いかがですか?

『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-』
柳楽:人気のある作品とキャラクターということもあり、プレッシャーは1作目のときにすごく感じていました。ただ、僕にとってはここまで大きな規模の作品は久しぶりだったので、そのなかでいい役柄をいただけたことに対しては「やってやるぞ!」という気持ちで挑んでいました。
 とはいえ、もう少しこうしたらよかったかなという反省も自分のなかにはあったので、今回の『銀魂2』ではそれを活かせたと思います。馴染みのキャストとスタッフが一緒になってよりレベルの高いものを作ろうという意識のある現場だったので、難しいテーマではありましたが、作品に集中することができました。

──なかでも、土方という役はクールなときと、別人格の“トッシー”という1人で2役演じているようなところがある役柄ですが、演じるうえで意識したことはありますか? 

柳楽:ひとつの作品で2つのキャラクターを演じることを求められているので、実はとても難しいことでした。ただ、僕はいろいろな役柄演じさせていただける機会が多かったので、いままでの経験を踏まえたうえで発揮するといういい流れのなかで参加することができたと感じています。

──何度も演じるなかで土方への愛着が高まったり、演じる楽しさを感じられたりしたところもありますか?

柳楽:特に今回はトッシーというすごく好きなキャラクターも演じさせていただけたということもあり、もちろんそれはありましたね。かっこいい土方も大好きなんですけど、トッシーは演じていて落ち着くところがありました。実は最近、家族と秋葉原に行って、思わず土方のフィギュアを買ってしまいました(笑)。

──では、福田監督との出会いは柳楽さんにとってどのようなものになっていますか?

柳楽優弥
柳楽:福田監督がドラマ『アオイホノオ』のときになぜ僕をキャスティングしたかというと、ウィキペディアを見て、「こいつは大丈夫だ」と思ったそうです(笑)。そういうスタートもおもしろいですよね。
 僕が自分でウィキペディアを書いていたら、自分のいいことだけ書いて、悪いことは消していたかもしれませんが、そうではなくて他人が僕の人生を書いているものを見てそう言ってくださったのはありがたいことだと思います。

──客観的に評価してもらえたことがうれしかったということですか?

柳楽:そうですね。蜷川幸雄さんの「海辺のカフカ」で初舞台を踏んだあとにオファーをいただいたんですけど、僕にとって『アオイホノオ』は初主演ドラマでコメディにも初挑戦。やっぱり「初」が付く人は忘れられないです。

──ただ、このシリーズでは変顔を求められるシーンも多いですが、抵抗はないですか?

柳楽:福田組以外ではあまりやらないです(笑)。監督は引き出す力がある人で、信用もしているので抵抗はないです。

──実際、監督からはどのような演出があったのでしょうか?

柳楽:福田監督はマンガを持ってきて「この顔にして」とか「もうちょっと鼻の穴開くよね?」とか、真顔で言っています(笑)。本当に真剣です。

──ご自身が現場で意識したことは何かありましたか?

柳楽:今回のドラマ版では、セリフがおもしろくて台本を読んでいるだけで笑ってしまっていたのですが、ただ自分がおもしろいだけで終わらせるのではなく、自分が面白いと感じたことをどうやったら表現できるか、ということを考えました。
 単純に楽しいだけでは収まらないので、ある種の怖さや緊張感がしっかりある現場だと思います。

(2018/09/07)


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柳楽優弥
やぎら・ゆうや

1990年3月26日生まれ、東京都出身。04年に是枝裕和監督『誰も知らない』でスクリーンデビュー。第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。その後、堤幸彦監督『包帯クラブ』(07年)、李相日監督『許されざる者』(13年)、豊田利晃監督『クローズEXPLOSE』(14年)、行定勲監督『ピンクとグレー』(16年)などに出演。16年には、真利子哲也監督の『ディストラクション・ベイビーズ』が高く評価され、数々の賞を受賞する。またテレビドラマでも福田雄一監督とタッグを組んだドラマ初主演作『アオイホノオ』(14年)をはじめ、『ゆとりですがなにか』(16年)やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17年)といった話題作で人気を博す。12年には故・蜷川幸雄演出の「海辺のカフカ」で舞台初主演をつとめるなど、活躍の場を広げている。今後の待機作に『響 -HIBIKI- 』(9月14日より公開)、『夜明け』『ザ・ファブル』(共に19年)がある。

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