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『富美子の足』片山萌美インタビュー

主人公の我慢にイライラMAX! 美脚女優がフェチ体験語る

『富美子の足』片山萌美インタビュー
言い方は変ですが、真剣に暴力をふるいました

『富美子の足』
2018年2月10日より全国順次公開
(C)2018 Tanizaki Tribute 製作委員会
文豪・谷崎潤一郎の短編小説を原案に現代劇として映像化する「谷崎潤一郎原案 TANIZAKI TRIBUTE」シリーズ第2弾となる『富美子の足』。本作で、富豪の老人から“美しい足”を偏愛される女性・富美子を演じたのが女優・グラビアでも活躍する片山萌美だ。

劇中では、でんでん演じる塚越や、その甥でフィギュア作家の淵上泰史ふんする野田に、フェティシズムのはけ口のように弄ばれるシーンが展開するなど、官能的かつ刺激的な場面が目白押しだ。「なんでここまで我慢するのだろう」と主人公への思いをぶつけた片山が撮影を振り返った。


──エキセントリックなキャラクターが多数登場するような作風でしたが、オファーを受けたときはどんな感想を持ちましたか?

片山萌美
片山:早い段階で、お話をいただいたのですが、メインでやらせていただけるということでしたし、共演させていただくのも、でんでんさんや淵上さんにオファーしていると聞いていたので、非常に楽しみでした。すごい作品になるのではという期待が大きかったです。

──台本を読まれたとき、演じた富美子という役柄にはどんな印象を受けましたか?

片山:富美子をメインに読んでいたので、まず感じたのが、「我慢しているな」ということでした。お金のためとはいえ「お前が好きだから」ではなくて「お前の足が好き」といわれ、ずっと足を見られているわけで(笑)。かなりの苦痛なのかなと思いました。

片山萌美
──では、富美子の核となる感情は我慢?

片山:そうですね。何のために我慢をしているのか……ということは常に意識していました。足に蜂蜜をかけられても、舐められても、アリを這わされても、お金のため、母親とのちゃんとした生活のために我慢する。でも、そんな状況でも我慢すれば未来があるという気持ちを持っていることが、富美子にとってのよりどころであり、大切な要素だと思って演じました。

──片山さんは、未来があれば我慢できる?

片山:そうですね。大切なものを守ったり、手に入れたりするためには、多少は我慢できるタイプだと自覚していますが、私だったら違う方法を考えるかな、という思いはありましたね。

──暴力シーンや、過剰なフェティシズム、濡れ場などチャレンジングな作品だと感じましたが。

片山:私が蹴るシーンは、野田と塚越という役柄上の人物に対して行っているのですが、実際はでんでんさんや淵上さんなので……。お二人は「大丈夫だから」とおっしゃってくれましたが、やはりためらいはありました。でも、中途半端にやって、何度もやり直す方が大変なので、言い方は変ですが、真剣に暴力をふるいました。

──暴力で感情を昇華されることは理解できますか?
片山萌美

片山:難しいですね。人にはそれぞれ発散方法があると思うのです。富美子にとっては、それが暴力になってしまったと考えれば理解できますが、相手が望んでいる、いないにかかわらず、良いことではないと思います。でも蹴るという行為は、自分自身も痛みを伴うわけで、演じていて、その痛みによって、得るものもあるのかなということを考えたことがありました。

──濡れ場ではバストトップも見せていますが、肌の露出へのためらいはありませんでしたか?

片山:さすがにありましたが、作品として良くなるために必要なものだと伺っていたので、そこは理解して臨みました。演技をする場面ではためらっている場合ではないので、思い切りやらせていただきました。

(2018/02/08)


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片山萌美
かたやま・もえみ

1990年10月1日生まれ、東京都出身。2012年に、ミス日本「ネイチャー」を受賞。舞台を中心に活動するかたわら、グラビアでも人気を博し話題に。『相棒』シリーズ(17年)や、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17年)、『ハロー張りネズミ』(17年)などのドラマにも多数出演

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