ムビコレFacebookムビコレtwitterムビコレYoutubeムビコレニコニコ動画

映画・DVDの最新ニュース・予告編・動画は[ムビコレ]

『TOKYO TRIBE』園子温監督&清野菜名インタビュー

世界初のバトル・ラップ・ミュージカルを作り出した監督と、パンチラ・アクションを大胆披露したシンデレラガールの対談が実現

『TOKYO TRIBE』園子温監督&清野菜名インタビュー
マネージャーに正式にオファーの電話が来て嬉し泣きしました!(清野)
──清野さんは本作でヒロインに抜擢されましたが、オーディションでは1回目では落ちたのだとか?
清野菜名

清野:はい、とくにヒロイン役のオーディションというわけではなかったんですが、1回目は落ちました。

監督:1回目と違って彼女の体調が良かったのか(笑)、輝いててオーラがあって、美しかった。見た途端、「あ、コイツ、ヒロインだな」ってピンときて、直接誘ったんだけど、清野はぼんやりしてて、信用してない感じだった。

清野:後でマネージャーに正式にオファーの電話がきて、それでやっと実感が湧いて、嬉し泣きしました!

監督:アクションも素晴らしいから、一石二鳥だね、清野の場合は。演技はまだまだだけどね。『ヒミズ』の二階堂が25点だったから、清野は18点ぐらいかな。

──二階堂ふみさんや、吉高由里子さん、満島ひかりさんなど、園監督と言えば、新進女優の発掘が得意ですが。

監督:よく言われるけど、もう、いいよ、そういう話は(笑)。

──いやいや(笑)、本当に審美眼に驚かされるのですが、共通点はあるんでしょうか?

監督:共通点はとくにないよ。それぞれ、その役、そのヒロインに合ってるかどうかで選んでるだけだからね。

──本作は全編、“ラップ・ミュージカル”となってますが、そのアイデアはどのように生まれたんですか?
清野菜名(左)と園子温監督(右)

監督:今回の作品作りでたくさんのラッパーたちに会ったときに、コイツら全員映画に出ればいいじゃんって思ったんだよね。渋谷や新宿の街角でロケして、ラッパーの衣装着た役者がラッパーのふりしてるだけの映画なんてやりたくない、そんなのサムいだけ。僕はその逆を行こうと、要は本物のラッパーが出演して、街はオープンセットで架空の街並みを作ろうと思ったんだ。それが漫画という2次元を実写の映像にする鍵になる、と思ってね。

──清野さんはそんな映画版“TOKYO TRIBE”の世界を体験していかがでしたか?

清野:正直、最初は戸惑うことも多かったです。でも、だんだんと監督の作品への愛を感じるようになって、現場はとても楽しかったです。

(2014/09/03)


【関連記事】



園子温
その・しおん

1961年12月18日生まれ、愛知県出身。1987年、『男の花道』でぴあフィルムフェスティバルグランプリを受賞。PFFスカラシップ作品『自転車吐息』(90年)がベルリン国際映画祭に正式招待されたほか、各国の国際的な映画祭で上映される。『自殺サークル』(02年)、『紀子の食卓』(06年)といった問題作を放ち、注目を集める。以降、『愛のむきだし』(08年)、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』(共に11年)、『ヒミズ』(12年)、『地獄でなぜ悪い』(13年)など、衝撃的な内容の作品を発表。今後、『ラブ&ピース』『新宿スワン』が2015年公開予定となっている。

清野菜名
せいの・なな

1994年10月14日生まれ、愛知県出身。2007年ファッション誌「ピチレモン」のオーディションでグランプリ・ペンティーズ賞を受賞、同誌専属モデルに。以降、女優としてテレビ、舞台などで活躍。映画『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(14年)に出演。また、『ヌイグルマーZ』(14年)ではアクション吹き替えとして出演している。

2014年8月30日より新宿バルト9ほかにて全国公開
[監督・脚本]園子温 [原作]井上三太 [出演]鈴木亮平、YOUNG DAIS、清野菜名、佐藤隆太、染谷将太、窪塚洋介、竹内力 [DATA]2014年/日本/日活

(C) 2014 INOUE SANTA/"TOKYO TRIBE" FILM PARTNERS

MOVIE Collection