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『クロユリ団地』成宮寛貴インタビュー

前田敦子とW主演“ザ・ジャパニーズ・ホラー”の撮影を振り返る

『クロユリ団地』成宮寛貴インタビュー
B級でやるようなことをA級のスタッフが一生懸命に作った良さがありますね

90年代末期に一大ブームを巻き起こしたジャパニーズ・ホラーを代表する傑作『リング』(98年)を生み出した中田秀夫監督が、新たなホラー作品を完成させた。前田敦子と成宮寛貴のW主演で撮りあげた『クロユリ団地』だ。

前田演じる明日香は両親と弟と共に団地に引っ越してくるが、まもなく隣に住む老人が孤独死しているのを発見してしまう。気づいてあげられなかったことを悔やむ明日香だが、砂場でひとり遊ぶ少年と親しくなるにつれ不可解な出来事が起こるようになる。恐怖を感じた明日香は、成宮演じる遺品整理の清掃員・笹原に助けを求めるが……。

笹原役の成宮寛貴は、これまでにも多くの映画やドラマで活躍しているが、30歳を迎えた今、人気テレビドラマ「相棒 season11」で3代目相棒を務めるなど、一層の注目を集めている。そんな成宮に、本作の撮影現場でのエピソードや役作りなどを聞いた。


成宮寛貴
──完成した作品をご覧になって感想は?

成宮:脚本で読んだときよりも、より“ザ・ジャパニーズ・ホラー”になったな、と思いました。こだわりの部分もマニアックですし、後で監督に聞いてみると、「あ、そういうことだったんだ」ということもあり、それを聞いてから見るとまた違ったように見えました。「中田さん、かなりマニアックなことやってるな」と思いました。

──最初に脚本を読んだときの印象は、もっとホラー色が薄かったのですか?

成宮:ノーマルなホラーというか。ABCというランクがつくとしたら、よくB級でやってるようなことを、A級のスタッフが一生懸命に面白く作ったというような良さがあると思います。団地でのできごとというのも、視野が狭いというか、ホラーでもいろいろな場所に行ってそこに幽霊がくっついてきて、というものもたくさんありますが、そうではなく、団地という狭い空間での話なので、より日本のホラーという感じが出ていたと思います。誰が住んでいるかわからない隣の部屋から音が聞こえてくるという、自分の家でもありえるような……。日本のホラーって、見た後も余韻が残るような、そういう怖さがありますよね。

(2013/05/31)


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成宮寛貴
なりみや・ひろき

1982年生まれ、東京都出身。堤幸彦監督の『溺れる魚』(01年)で映画デビュー。テレビドラマ「ごくせん」(02年)で人気を博し、以降、映画、テレビドラマ、舞台、CMと幅広く活躍。人気ドラマシリーズ「相棒 season11」(12年〜13年)に“3代目相棒”として出演したことでも注目を集めた。映画出演作に『逆転裁判』『のぼうの城』(共に12年)などがある。

2013年5月18日より新宿ピカデリーほかにて全国公開
[監督]中田秀夫 [脚本]加藤淳也、三宅隆太 [出演]前田敦子、成宮寛貴 [DATA]日本/松竹

(C) 2013「クロユリ団地」製作委員会

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